誰がお金を借りる?

学生がお金を借りる方法はどこがいい?デメリットや注意点・親にバレない借入先等解説

一生懸命受験勉強をして晴れて学生になれた時は、うれしい気持ちになるものです。しかし、学生生活が始まると予想以上にお金がかかると実感している方も多いのではないでしょうか。

授業料や参考書の購入など学費はもちろん、サークルやゼミなどでの飲み会やお付き合いのお金、実家を離れて生活しているのであれば日々の生活費など、出ていくお金は本当に多いのが事実です。

親に頼るわけにもいかずアルバイトで何とかしのいでいても、急な出費やまとまった支払いなどが発生した場合には、やはりお金を借りるのが一番現実的な資金調達の方法といえるでしょう。

しかし、学生がお金を借りるのは簡単ではありません。
今回の記事では、学生がお金を借りる方法や借りる際のメリット・デメリット、また親にバレない借入先など、学生がお金を借りる際に事前に知っておきたい知識や情報を詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 学生がお金を借りる方法はカードローン、学生ローン、奨学金などがある
  • 学生であっても20歳以上であればカードローンに申し込める
  • 学生ローンは金利が低めで18歳から申し込める
  • 就職が内定している学生は内定ローンが利用できる
  • 学生が最も低金利でお金を借りられる方法は奨学金である
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<審査通過に成功するコツ>虚偽(ウソ)は書かない ②免許証等の提出書類の添付忘れ ③限度額設定は必要な分だけ ※ブラックは申込・借入不可
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【目次】このページ先読み

学生がお金を借りる方法ってどんな種類がある?

全国大学生活協同組合連合会が2023年3月に発表した「第58回学生生活実態調査」では、実家を離れて大学に通っている学生の1ヶ月の平均生活費は123,630円、その内訳は以下の通りです。

項目 費用
住居費 53,020円
食費 24,130円
交通費 4,210円
その他支出 42,270円

出典:第 58 回学生生活実態調査|全国大学生活協同組合連合会

「その他支出」のおよそ42,000円の中で携帯電話代や遊ぶお金などを工面していることになります。しかも、2022年の実家からの仕送り額の平均は67,570円であり、この金額は1982年以降で最低額です。

これでは、いくらアルバイトをしていてもお金は足りなくなってしまいます。

急な出費などでどうしても資金を調達する場合には、学生であってもお金を借りなければならないかもしれません。
その際に、学生が活用可能なローンには次のような種類があります。

  • 消費者金融のカードローンで借りる
  • 銀行のカードローンを利用する
  • クレジットカードのキャッシング枠でお金を調達する
  • 学生専用ローンを活用する
  • ゆうちょ銀行の自動貸付制度を利用する

そのほかにも長期的に学費を補填するためには奨学金制度の活用や国の教育ローンと呼ばれる教育一般貸付などの公的な融資を活用する方法も考えられます。

学生が活用可能なお金を借りる方法を一覧にまとめました。-

消費者金融のカードローン 銀行カードローン クレジットカードのキャッシング枠 学生ローン 奨学金制度 内定者向けローン 親や友だちからお金を借りる 教育一般貸付(国の教育ローン) ゆうちょ銀行の自動貸付制度
限度額相場 500万円 800万円 100万円 50万円~100万円 3万円~12万円/月 100万円 相談次第 350万円 300万円
申込から融資までの時間※相場・平均 最短当日 最短当日 即時 最短当日 数週間 数日程度 相談次第 2ヶ月~3ヶ月 即時
金利(年利)相場 18.0% 14.5%~15.0% 15.0%~20.0% 14.0%~16.0% 0%~3.0% 2.5%~8.0% 相談次第 1.95% 0.26%~0.51%
担保の有無 不要 不要 不要 不要 不要 不要 不要 不要 預金担保
即日融資の可否 可能 可能 可能 可能 不可 不可 可能 不可 可能
バレずに借りられる? × × 相手次第 ×
web完結で借りられる? × × × × ×
審査の有無 有り 有り 有り 有り 有り 有り 無し 有り 無し
自分名義で借入はできる? ×

即日で借りたいなら消費者金融のカードローン

学生でもお金を借りられる方法がいくつかありますが急な出費などですぐにお金が必要な場合には、消費者金融のカードローンでお金を借りる方法がおすすめです。

消費者金融とは・・・
主に個人向けにカードローンなどで融資をおこなう事業会社。正規の消費者金融は貸金業法に則って運営されています

多くの消費者金融では20歳以上で返済能力がある方であれば、学生でも申し込み可能です。
返済能力とは、定期的で安定した収入であり、学生であっても長期アルバイトなどで毎月給料を得ているのが証明できれば問題はありません

全国展開をしている大手消費者金融(アコムアイフルプロミス)であれば、申し込みは24時間365日Webで完結、提出書類等の準備が整っていれば即日融資実行も可能です。
ただし、他のローンと比較して金利が高めになるデメリットがあります。

低金利で借りたいなら銀行カードローン

三菱UFJ銀行などのメガバンクや各エリアに密着した地方銀行などのカードローンも20歳以上であれば学生でも申し込み可能です。
銀行のカードローンの活用には次のようなメリットがあります。

  • 消費者金融と比較して金利が低め
  • 銀行からの借り入れなので安心
  • 銀行ATMや提携ATMが利用できる

ただし、銀行のカードローンは金利が低めに抑えられている分、審査は厳しいといわれています。
また、銀行カードローンでは、審査の際に原則として勤務先への在籍確認があります。
職場に銀行担当者が電話で在籍を確認するので、派遣や登録型のアルバイトでは審査は通りにくいといえるでしょう。学生がカードローンの利用を検討するのであれば、まずは安定した職場でのアルバイトを半年程度継続して収入の安定をはかることが重要です。

また、審査から融資実行までには数日間程度かかる場合が多く、即日お金を受け取ることはできません。

今すぐATMで引き出せるクレジットカードのキャッシング枠

現在では、学生でもクレジットカードを使用している方は多いのではないでしょうか。

クレジットカードにキャッシング枠が付帯していれば、限度額内であれば審査不要即時お金が引き出せます。(クレジットカードでお金を借りれるキャッシング枠利用方法やリスク・注意点等解説)

クレジットカードは、2022年4月に施行された民法改正により、満18歳以上であれば作れるようになりました。

2020年に一般社団法人日本クレジット協会が発表した「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート」結果では、学生のクレジットカード所持率は61.1%でした。現在では所持率はさらにアップしているでしょう。

クレジットカードの利用限度額は審査により決められ、総利用枠がショッピング利用枠とキャッシング利用枠に分かれて設定され、キャッシング利用枠内であれば、いつでも審査不要でお金を借りることができます

ただし、学生がクレジットカードを申しむ際には、審査の結果キャッシング利用枠が付帯されない場合もあるので注意してください。
もしも、クレジットカード作成時点でキャッシング枠が付帯されなかった場合には、半年から1年程度カードを使用して信用度をアップさせてから再度申請すれば獲得できる可能性があります。

自分名義で借りれる学生ローン

学生ローンとはその名称どおり学生を対象にしたローンです。
学生ローンであれば、20歳未満であっても大学生であれば借りられる可能性があります。しかも、本人名義で契約できるので親や家族にバレる心配も少ないといえるでしょう。

一般的に消費者金融などと比較して学生ローンの金利が低めに設定されている分、融資限度額も低めに設定されています。

100万円以上の高額が借りれる奨学金制度

奨学金制度とは学費や生活費などの経済的な困難をサポートするために、無利息もしくは低金利にて融資される資金です。
奨学金は以下の団体や機関で借りられ、条件によっては100万円以上の高額の借り入れも望めます。(奨学金を借りる方法!借りたい人が知っておくべき借り方・種類・条件など解説)

  • 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)
  • 大学独自の奨学金
  • 地方自治体による奨学金制度
  • 民間企業、団体が運営する奨学金制度

民間企業、団体が運営する奨学金制度には主に次の制度が挙げられます。

  • 交通事故の遺児などを支援:交通遺児育英会、あしなが育英会などの奨学金制度など
  • 成績優秀者を支援:電通育英会、Z回奨学金など
  • 医学生を支援:全日本民医連医師臨床研修センターなど

奨学金には入学金対象、月々の学費補助、一括貸与など様々な方法での貸与がありますが、卒業した後は返済しなくてはなりません

就職まで期間借りれる内定者向けローン

内定者向けローンとは、就職先が内定した学生が就業するまでの間のつなぎ資金として借りられるローンです。
東海ろうきんの内定者ローン「みらいず」を一例としてご紹介します。

東海ろうきん就職内定者向けローン「みらいず」
  • 特長:就業開始までの6ヶ月間までは利息返済のみ
  • 使用目的:問わない(卒業旅行資金や引っ越し資金など自由)
  • 借入限度額:10万円~100万円
  • 金利(年率):4.7%
  • 返済期間:就業後の返済期間は最長5年以内

上記「みらいず」は東海ろうきん運営のため、愛知県、岐阜県、三重県の3県に所在する企業の内定者に限ります。
また、内定通知などの就職を証明する書類の提出が求められます。

ろうきん以外の金融機関でも、「大学卒業予定者ローン」や「新卒予定者応援ローン」などの名称で提供されています。

無利息で親や友だちからお金を借りる

急な出費で今すぐお金が必要な場合に、最後に頼りになるのは親や兄弟などの親族、信頼する友人などではないでしょうか。事情をきちんと話して理解してもらえれば、利息などの心配をすることがなく、しかも返済期限も相談できます。

親や知人にお金を借りる際に注意すべきポイントをまとめました。

  • 借りるのは本当に苦しい1回だけ、何度も貸してはくれない
  • 無利息でも、返す際にはお礼をするべき
  • 借りる金額は必要最低限にとどめる
  • 親族であっても借用書などの書面を交わすのがベター

学生であれば親が入学金や授業料を払っている方が多いのではないでしょうか。本当に苦しければ援助してもらえますが、できるだけ最小限にとどめたいものです。
また友人から借りた場合には、必ず返さなければ周囲からの信頼を失ってしまいます

長期で借入できる教育一般貸付(国の教育ローン)

教育一般貸付とは、日本政策金融公庫・沖縄振興開発金融公庫から借りられる教育ローンです。
政府系機関が運営しているので、国の教育ローンとも呼ばれています。進学の意志がある中学卒業以上の子供をもつ世帯が融資の対象です。

国の教育ローンの対象進学先
  • 大学(短期大学、大学院祖含む)
  • 専修学校、各種学校、予備校
  • 高等学校(高等専門学校を含む)
  • 海外の高等学校、大学
  • 職業能力開発校などの教育施設

国の教育ローンを利用する世帯には、子供の人数に応した年収制限が設けられています。

子供の人数 世帯年収の上限
1人 790万円
2人 890万円
3人 990万円
4人 1,090万円
5人 1,190万円

借入金利は年率1.95%であり、とても低利で借り入れでき、しかも返済期間は最長18年間まで設定可能です。
また一人親世帯(母子家庭・父子家庭)、および世帯年収200万円未満の低所得世帯には0.5%の金利優遇措置も用意されています。

審査なしで借りられるゆうちょ銀行の自動貸付制度

ゆうちょ銀行の自動貸付制度とは、ゆうちょ銀行で取り扱っている定期貯金もしくは定額貯金を店舗としてお金を借りる方法です。

ゆうちょ銀行は「貯金」、民間銀行は「預金」
元々郵便局扱っていた貯金はいざという時のためにお金を貯める制度。対して銀行はお金を預けて運用益を得るための方法です。お金にたいする考え方の違いが名称の違いに反映されています。

ゆうちょ銀行の自動貸付制度は現在保有している定期貯金もしくは定額貯金の貯蓄額の90%までを借り入れできます。
貯金を始める際に、あらかじめ「貯金担保自動貸付け」を申し込んでおけば、新たな契約や審査は必要なく、手持ちのゆうちょ銀行のキャッシュカードや通帳などを利用して即時借り入れが可能です。

2023年7月の金利(年率)は定額貯金が担保であれば0.25%定期貯金が担保であれば0.5%です。とても低利で借りられて、クレジットカードの引き落とし日などにもしも貯金残高が不足していても自動的に補てんしてもらえる仕組みです。

学生がお金を借りる方法をメリット・デメリットで比較

学生がお金を借りる方法には以下の種類があります。

  • 消費者金融のカードローン
  • 銀行のカードローン
  • クレジットカードのキャッシング枠
  • 学生ローン
  • 奨学金制度
  • 就職内定者向けローン
  • 家族や友人から借りる
  • 国の教育ローン (教育一般貸付)
  • ゆうちょ銀行の自動貸付

いずれも学生がお金を借りられる方法です。
利用するにあたってはメリットとデメリットの両方があるので、事前に特長をしっかりと把握して自分自身にとって最適な方法を選択する必要があります。

そして学生がお金を借りる場合に、まず何よりも必要なのは、学校を卒業し社会人になってからも完済するまで返し続けるという覚悟です。
遊ぶお金が欲しくて軽い気持ちでお金を借りてしまうと、返済という重い荷物に苦しむことにつながります。

おすすめいくつかポイント 借入方法 メリット デメリット
即日 消費者金融のカードローン
  • 即日融資が可能
  • 家族や周囲にバレづらい
  • 一定期間無利息などのサービスがある
  • 金利が高め
  • 返済が長期間なる恐れがある
低金利 銀行カードローン
  • 消費者金融よりも金利が低め
  • 銀行ならではの安心感がある
  • 利用上限額が高い
  • 即日融資は受けられない
  • 在籍確認がある
  • 消費者金融よりも審査が厳しい
ATMで引き出せる クレジットカードのキャッシング枠
  • 借りる際に審査がない
  • クレジットカードで即時借り入れ可能
  • ショッピング感覚で利用できる
  • 金利が高めになる
  • カードにキャッシング枠の設定が必要
  • カードの総利用限度額内でしか利用できない
自分名義で借りれる 学生ローン
  • 本人名義で借りられる
  • 学生専用で審査が甘め
  • 即日融資も可能
  • 借入上限額が低め
  • 取り扱っている会社が限られる
100万円以上の高額融資が可能 奨学金制度
  • 金利が低い、条件によっては無利息もあり
  • 学費だけではなく入学金もカバーできる
  • 毎月支給されるので生活の補助になる
  • 借入には成績や世帯年収などの条件がある
  • 審査に時間がかかる
  • 卒業後の返済が長期間になる
就職まで間借りれる 内定者向けローン
  • 就職するまでの必要経費として借りられる
  • 就業するまでの返済は利息支払いのみ
  • 金利が低い
  • 内定書などの証明書類が必要
  • 取り扱っている会社が少ない
  • 利用限度額が低め
無利息 親や友だちからお金を借りる
  • 利息を払わずに済む
  • 理解してもらえれば即時借りられる
  • 返済期日を相談できる
  • あまり多くの金額はお願いできない
  • 必ず返さなければ個人の信用を失う
  • 理由をきちんと話て理解してもらう必要がある
長期で借入可能 教育一般貸付(国の教育ローン)
  • 金利が非常に低い
  • 政府系機関の融資なので安心
  • 低所得世帯対象の融資
  • 借りるのは学生ではなく親
  • 審査に時間がかかる
  • 世帯所得に制限がある
審査なし ゆうちょ銀行の自動貸付制度
  • 審査不要
  • キャッシュカードで即時借り入れできる
  • 金利が低い
  • 定期、もしくは定額貯金の口座が必要
  • 融資可能額は口座版高の90%まで
  • 返済しなければ貯金が充当される

学生がお金を借りる前の注意点

長期アルバイトなどで安定した収入があったとしも学生がお金を借りるという事は、慎重に検討しなければなりません。お金を借りた時点で返済が始まり、当面の資金は工面できますがその先は返済に苦しむといった事例も少なくはないのです。

学生がお金を借りる際には、事前に以下のポイントをもう一度確認してみる必要があります。

  • 本当に必要なお金を借りるのか
  • 計画的な返済が可能か
  • 金利や手数料の仕組みは理解しているか
  • もしも遅延した場合のペナルティは理解しているか
  • お金を借りる以外の方法は全て検討したか
  • 自分自身が20歳をこえている
  • 借入先は安心できる公正な会社
  • アルバイト先などに迷惑はかからないか

これらのことをもう一度慎重に考え注意点を十分に理解し、借りる前に再度チェックすることが何よりも重要です。

借りたいお金は本当に必要なのか考える

学生がお金を借りる際にはじめに検討すべき点は、借りたいお金は本当に必要なお金なのかを考えることです。

学生生活はサークルやゼミの付き合いや、仲間と遊んだり旅行に行ったり、実は予想以上にお金がかかるものです。ましてや自宅を離れてアパートなどで一人暮らしを始めた場合には、実家からの仕送りだけではとても間に合わないかもしれません。
しかし、苦しいからといって安易にお金を借りてしまうと、その先には長く苦しい返済が待っています。

長期間の返済を覚悟しても本当に工面しなければならないお金なのかを、借りる前にもう一度慎重に検討する必要があります。

完済できるのか返済計画を立てる

借りたお金は必ず返さなければなりません。
まとまった収入の見込みがあり、一括返済できる前提で借り入れる場合以外には、少なくとも1年以上の期間をかけて計画的に返済することになります。

お金を借りる前には、完済まで計画的に返済できる見込みを立てることが重要です。
返済計画とは借りたお金を毎月返済する際に、家賃や生活費、学費などの必要なお金を定期的な収入から除いた可処分所得で無理なく返せるかどうかを確認する作業です。

例えば、実家からの仕送りが6万円、長期アルバイトの給料が10万円の場合は、月々の収入が16万円です。そこから平均的な家賃6万円、食費生活費5万円、通信費その他1万円を差し引くと融通が利くお金は4万円になります。

借りたお金の返済が毎月1万円ある場合には、使えるお金は3万円です。
この金額で暮らしていけるかの目途を立てるために、返済計画の立案が重要なのです。

金利(年利)や手数料がかかる

親や友人から以外からお金を借りた場合には、原則として返す時には利息を上乗せしなければなりません。お金を貸す金融機関は、この利息で利益を得ているので当然のことです。

借入額に対する月々の利息額は以下の数式にて計算できます。

利息額=借入金額×実質年率×借入日数÷365日

例えば、20万円を金利18%で借りた場合の初回(30日後)の返済額は次のとおりです。

200,000円×18%×30日÷365日=2,958円

返済する元金に上記の利息をプラスした額が月々の返済額です。
20万円を20回で返済する場合には、元金1万円+利息2,958円=12,958円になります。

計画的な返済計画を検討するには、消費者金融や銀行などのカードローンであれば公式サイトにある返済シミュレーションの活用がおすすめです。

滞納・延滞すると遅延損害金や信用情報にキズが付く可能性もある

借りたお金の毎月の返済日は必ず守らなければなりません。
少し位遅れても大丈夫だろうというのは、とても甘い考えです。
返済日に返さなければ翌日から遅延扱いとなり、以下のようなペナルティが待っています。

督促がある

返済日に遅れても翌日に連絡をして入金すれば問題はありません。しかし、2日~3日が経過すると督促が始まります
最初は登録した自分自身の携帯電話へ、その後、勤務先や自宅への督促の電話が入り、さらに放置をすれば自宅に督促状が届きます。

遅延損害金が発生する

返済を遅延すると、遅らせた日数に対しての遅延損害金が発生し、返済が遅れれば遅れるほど、返さなければならない金額が大きくなります。

元金に対する遅延損害金の上限利率(年率)は次のとおりです。

10万円未満 29.2%
10万円以上100万円未満 26.28%
100万円以上 21.9%

遅延損害金は、支払日翌日から発生してしまいます。

利息制限法
第四条 金銭を目的とする消費貸借上の債務の不履行による賠償額の予定は、その賠償額の元本に対する割合が第一条に規定する率の一・四六倍を超えるときは、その超過部分について、無効とする。
引用:利息制限法 | e-Gov法令検索

遅延損害金の利率は、借り入れる際の申込書や契約書に必ず明記されています。また、申し込む会社のホームページにも掲載されています。

信用情報にキズが付く

返済を一定期間遅延すると、借りた会社から信用情報機関に遅延情報が登録されます。この状態を一般的に「ブラックリストに載る」といわれます。
信用情報機関とは金融機関などがお金を貸す審査の際に、申込者の信用情報を照会する民間企業であり、日本には3社あります。

信用情報機関に遅延が記録された場合には、今後の融資やクレジットカード作成の際の審査に大きな影響が発生します。

お金を借りる以外の方法はないか考える

お金を借りるという事は資金が調達できると同時に、必ず返済しなければならないという義務を背負うことになります。
10万円を借りる時であれば、毎月の返済は数千円程度で済むかもしれません。しかし、その返済が長期間継続すると、意外と苦しくなり追加で借りてしまい債務超過に陥ってしまうという事例も少なくは、ありません。

最近では学生相手でも比較的簡単に借りられるローンが増加傾向にありますが、最も賢い選択はお金を借りずにやり繰りすることです。

例えば、何か欲しい物ができたときに安易にお金を借りて購入するのではなく、誰かから譲ってもらえないか、レンタルできないか、あるいは、今は我慢してお金を貯めてから購入するという選択肢もあるはずです。

できる限りお金を借りずに済む方法の検討をおすすめします

未成年(18歳未満・高校生)は自分名義での借入は法律で禁止されている

一般的に銀行や消費者金融では申込条件の年齢は20歳以上と規定されています。しかし、実は2020年4月の民法改正によって青年年齢が18歳以上と規定され、お金を借りる契約を保護者の同意を得ずに単独でおこなえるようになりました。

この改正により、保護者(法定代理人)の同意を得なければ契約などの法定行為ができない年齢は18歳未満になりました。

民法
第四条 年齢十八歳をもって、成年とする。
第五条 未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。
引用:民法 | e-Gov法令検索

このように、現在では未成年(18歳未満)は自分名義での借り入れが法律で禁じられています。(未成年でもお金を借りれる方法!18・19歳以下で親ではなく自分名義で借りたいならどうしたいらいい?)

闇金や違法業者でないかの確認をする

お金を借りる際には借り入れる先が違法な会社ではないかをしっかりと見極める必要があります。
貸金業法に則って公正に運営されている会社に対して、違法な手続きや手段でお金を貸す会社を闇金と呼びます。

闇金の特徴
  • 正規な登録をせずに営業している
  • 信用情報にキズがあっても融資する
  • 金利が異常に高い
  • 遅延した時の取り立てが異常に厳しい

学生ではアルバイトをしていても正規の金融会社では審査が通らない場合もすくなくはありません。しかし、苦しいからといって上記のような闇金に手を出してしまうと取り返しのつかないことになります

また、最近ではSNSなどを介してアプローチがある個人間融資などにも十分気をつけなければなりません。

正規の金融業者であれば貸金業法に基づいた登録番号が公開されています

在籍確認の電話連絡がアルバイト先にかかってくる可能性がある

銀行などでお金を借りる場合には、審査の一環として勤務しているアルバイト先に在籍確認の電話が入る場合があります。これは、申し込みの際に記入されたアルバイト勤務に嘘がないかを確認するための手順です。

多くの場合は、融資を申し込んだ当日から3日以内の間で電話がかかってきます。在籍確認の電話は、個人情報に配慮して個人名でかかってきますが、できるだけこの期間は勤務先に在席して自分自身で対応するのが望ましいといえます。

特に、アルバイトの場合は、電話応対をする社員の方が名前まで把握していない場合があり、もしも不在の時に電話がかかってきて、「わかりません」と回答されると、審査の通過は厳しくなります。

銀行や消費者金融に申し込む場合には、勤務場所が1ヶ所に固定されているのが望ましいといえるでしょう。

学生がカードローンでお金を借りる時に審査落ちしない為に用意できる事前準備

カードローンを申し込んだ際には、本当に借りられるのか審査の結果が出るまではドキドキするものです。会社勤めをしていない学生であればなおさらです。
学生がカードローンを申し込む際には、できる限り審査をスムーズに通過できるように事前準備をしっかりとする必要があります。

カードローン申し込みの事前準備で注意すべきポイント
  1. 提出書類は申し込む前に揃えておく
  2. 在籍確認対策としてアルバイトのシフトは多めに確保する
  3. 可能であれば収入証明書を発行してもらう
  4. 申込書は正確に記入する

また、次のようなポイントも事前に確認しておく必要があります。

  • 学生が借りられる金額は最大でも30万円程度
  • カードローンは学費の充当には向いていない
  • 郵送物があると親や周囲にバレてしまう
  • 一度に複数の会社に申し込むのはマイナス
  • 遅延しないように返済計画を立てる

お金を借りた場合に最も重要なポイントは、決して返済を遅らせないことです。もしも返済が遅れると信用情報にキズが付き、ひいては将来的に就職活動などにも悪影響をおよぼす恐れがあります。

必要書類を準備しておく

カードローンを申し込む際には、本人確認書類収入証明書類の2種類の書類提出を求められます。

本人確認書類
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 住民票(写)
  • パスポート
収入証明書
  • 給与明細
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 納税額決定通知書

上記の中からそれぞれ各1点の提出を求められます
本人確認書は、ローンカードを申し込む際には必須です。収入証明書は借入希望金額などにより提出不要の場合もあります。

インターネット経由で申し込む場合には、申し込みページへの必要事項の記入と同時にWebアップロードで提出できます。もちろん、提出を先送りすることは可能ですが、その分審査が長引き、提出が遅くなると審査にも影響が出る場合があります。

できる限り申し込みの段階で事前に手元によういしておくのが望ましいでしょう。

アルバイトのシフト・勤務は多めにしておく

学生がカードローンを申し込む際に、最も重要な審査対象となるのが返済能力です。学生の場合は、長期アルバイトで安定しているといっても、給与額は一定ではなく、先々継続して勤務しているか不明だからです。

カードローンを申し込むのであれば、その数ヶ月前からシフト・勤務をできるだけ多くして直近の給与額をアップしておくのは重要な対策のひとつです。
また、勤務回数を多くしておくことにより、職場の社員にも顔と名前を憶えられて、審査の際の在籍確認対策としても有効です。

収入証明書が出せる用なら勤務先にお願いする

収入証明書とは、実際に受け取っている報酬額を証明する書類です。消費者金融などを規制する貸金業法では50万円以上の借り入れの場合には提出を義務づけています
逆に言えば50万円未満であれば法律上は提出義務がありませんが、学生の場合は安定した収入を確認するために少額の借入額であっても追加書類として求められるケースがあります

長期勤務をしていて経理がしっかりしている会社であれば、お願いすれば収入証明書は発行してもらえます。お願いする際には、「自動車ローンを組むので必要」などの理由をいえば怪しまれることは無いでしょう。

追加書類として収入証明書を求められた場合に、提出できなければ審査はまず通りません

申込内容のミスや嘘を記入しない

カードローンを申し込む際には、申込書に嘘を記入したり、うっかりミスをして誤った記載をすることは厳禁です。

カードローンの審査を有利に進めたいがために、例えば収入を実際よりも多く記入する、あるいは、アルバイト先によく知られている有名企業の名前を記入するなどの事例がみられます。
しかし、これらの嘘の記入は審査の段階で必ずバレます

もしも嘘の記入がバレた際には、虚偽記載をおこなったことになり、申し込みが不通過になるばかりではなく、信用情報機関に登録され、今後のクレジット作成や他の会社への申し込みにも悪影響を及ぼします

また、悪気はなくうっかりミスでご記入をした場合にも虚偽記載と見なされる恐れがあるので、申込書の記入は慎重におこなう必要があります。
たとえば、うっかり以前勤めていたアルバイト先の名前を書いてしまった、収入額の数字を間違えたなどのミスもNGです。

学生の利用限度額は最大でも30万円程度

カードローンの利用限度額は貸金業法により収入の3分の1までと規定されています。

第十三条の二当該貸付けの契約が個人過剰貸付契約その他顧客等の返済能力を超える貸付けの契約と認められるときは、当該貸付けの契約を締結してはならない。
2 前項に規定する「個人過剰貸付契約」とは、当該個人顧客に係る基準額(その年間の給与及びこれに類する定期的な収入の金額として内閣府令で定めるものを合算した額に三分の一を乗じて得た額をいう。)
引用:貸金業法 | e-Gov法令検索

貸金業法にのっとれば、学生であっても年収が300万円あれば100万円までは借入可能なはずです。しかし実際には、学生の場合は長期アルバイトなどで年収が多くても初回の借り入れは30万円程度の利用限度額にとどまります

収入があったとしても、企業や団体に勤務している正社員などと比べると収入の安定性に問題があり、貸す側の判断として貸金業法に沿った金額での設定は難しいと考えらえます。

学費を使途にするには向いていない

カードローンは緊急性の高い当座の資金を工面するには向いていますが、在学中の学費を補てんするという使途には向いていないでしょう。

金利が高い カードローンの金利は15.0%から18.0%程度が一般的です。学費を充当するために借り入れるには利息負担が大きすぎます。
月々の返済が苦しくなる カードローンは毎月一定額の返済を続けなくてはなりません。毎月の返済がむしろ学費の圧迫につながる恐れがあります。
融資限度額が低い 在学中の学費を賄うためには、長期にわたって一定の費用が必要になります。学生に対する限度額が低いので継続して補てんするのは難しい。

学費が払えない時には、カードローンではなく、月々安定して支給され卒業後に返済が始まる奨学金の活用が望ましいと考えられます。

郵送物がないカードローンを選ぶ

カードローンでお金を借りようと考えている学生の多くは、借金が親に知られたくないと考えているのではないでしょうか。カードローンの利用では、ローンカードや契約書控え、月々の返済履歴などが自宅に郵送されるためにバレたというケースが最も多くみられます。

  • カードレスのローンを選択する
  • Web完結型で申し込む

上記の2点を選択することで、自宅への郵送物を防ぐことができます。

また、もう一つのポイントは、絶対返済を遅延させないことです。
返済を遅延することにより、自宅に督促の電話が入る、あるいは、督促状が送付される場合があります。黙って借金をしたことと、延滞したことの両方がバレて一気に窮地に立たされることになります。

短期間で複数社の申し込みは「申込ブラック」になる危険がある

カードローンを申し込む際に、短期間で複数社に申し込むのは避けた方が無難です。
1社審査落ちをした場合に、どうしても融資を受けたいのですぐさま他の複数社に申し込みをおこなうのもNGです。

短期間で複数社のカードローンに申し込んでいる状態を、一般的に「申込ブラック」と呼びます。申込者からすれば、何とかお金を工面したいので慌てて申し込む気持ちも理解できます。
しかし、審査の段階では一度に複数社に申し込んでいる事実は、「かなりお金に困っている」、あるいは「意図的に過剰融資を引き出そうとしている」などと疑われてマイナスの印象をあたえてしまいます。

信用情報機関に申し込み記録が保管されているのは6ヶ月間です。
もしもカードローンの申し込みで審査が通らなかった場合には、あせらずに半年以上待ってから再チャレンジをするほうが通過する可能性が高いといえるでしょう。

延滞した場合は信用情報に記録

信用情報機関には以下の情報が保管されます。

本人に関する情報
  • 氏名
  • 性別、年齢、生年月日
  • 住所
  • 電話番号
  • 勤務先
  • 運転免許証番号
利用状況
  • 契約内容に関する情報
  • 返済状況に関する情報
  • 申込みに関する情報
異動情報(金融事故の情報)
  • 債務整理(任意再整理、個人再生、自己破産)
  • 代位弁済
  • 強制解約

この中でも審査の際には、遅延・延滞などの返済情報、債務整理などの異動情報は特に重視されます
延滞情報が保管されている期間はおよそ5年間です。一旦延滞をすると、この期間は新たにローンを借りる、あるいは、クレジットカードを作成するのは難しくなります。

就職活動に悪影響を及ぼす可能性もある

学生がカードローンを利用すれば、遅延や延滞などをおこさずに完済したとしても、その記録は信用情報機関に一定期間保管されます。

その記録が、就職活動に悪影響をおよぼす可能性は否定できません
しかし、信用情報機関への個人情報の照会は厳しく制限され、一般企業の人事課では申請をしても情報を得ることはできません。金融機関の人事課でも同様です。

就職活動に悪影響をおよぼすケースは次の2つが考えられます。

  • 債務整理が官報に掲載されている
  • 金融機関に社内ブラックとして記録されている

個人再生や自己破産などの債務整理をおこなった場合には、信用情報機関とは別に政府が発行する官報に掲載されます。官報は誰でも閲覧できるので、しっかりと身上調査をしている会社には知られてしまいます

社内ブラックとは金融機関内部で自社で金融事故を起こした人物を記録する仕組みです
金融事故を起こした金融機関のグループ会社などを志望した場合には記録からバレてしまいます。

個人の信用情報がチェックされる

カードローンを申し込んで利用するという事は、信用情報機関への登録をはじめとして、常に自分自身の個人情報がチェックされている状況に置かれていることを自覚しなければなりません。

もちろん信用情報は簡単に第三者に知られることは少ないでしょう。しかし、ネット通販やクレジットカードなどを使用しているのであれば、照会される可能性は考えられます。

信用情報は本人の申請ならば照会が可能です。自分自身の信用情報が気になるようであれば、一度確認することをおすすめします。

もちろん照会は有料です。

学生ローンでお金を借りる方法の詳細

学生ローンとは、名称どおり学生を専門としたローンです。
学生ローンは一般的なカードローンのような、上限額までは何度でも借り入れができる極度額型ではなく、申し込み1回限りの金額でお金を借りる証書型貸付です。しかし、一般的な融資を受けるための申し込みの流れにはそれほど違いはありません。

学生ローンでお金を借りる流れを整理しました。

学生ローンで融資を受けるまでの流れ

学生ローンを専業であつかう会社は中小の金融会社が多く、従来は来店での申し込みが主流でした。しかし、最近のスマートフォンやパソコンの普及を反映してWebで完結できる申し込み方法の利用者が増加しています。

学生ローンの申し込みから融資実行までの流れを、Webから申し込む場合来店して店頭窓口で申し込む場合の両方の流れを確認しておきましょう。

WEBから申し込む場合

  1. 公式サイトにアクセス
  2. 新規申し込みページで必要事項を入力
  3. 融資条件などの重要事項に同意して申し込み
  4. 電話による本人確認
  5. 必要書類の提出(Webアップロード)
  6. 審査結果の連絡
  7. 融資実行

必要書類を提出する前に電話による本人確認があるので、その際の担当者の反応で融資の可否の感触がある程度つかめます。
書類の提出もWeb経由で郵送書類もありません。事前に書類を準備して平日午前中に申し込めば当日融資実行も望めます

店頭窓口で申し込む場合

  1. 最寄りの支店を探して来店する
  2. その場で申込書を記入
  3. 店頭窓口の担当者と面談(申込書内容の確認)
  4. 必要書類の提出
  5. 融資可否の決定、契約
  6. 融資実行

来店で申し込む際には必要書類をあらかじめ用意して持参すればすべてが完結します。
審査結果はその場で判明し、店頭で即融資実行になります。

学生ローンのメリット

学生ローンを利用するメリットは、アルバイトをしながら生活している学生の実情に合わせた利用条件です。

  1. 18歳以上の学生であれば利用できる場合がある
  2. 銀行のカードローなどと比較しても審査は甘め
  3. 申し込みから融資実行までがスピーディ
  4. 在籍確認がない
  5. 契約後は社会人になってからでも利用できる
  6. 紹介サービスなどの特典がある

商品によって申し込みは18歳以上から可能

銀行や消費者金融のカードローンは、ほとんどの場合申し込み条件は20歳以上とされています。学生ローンは、高等学校卒業以降の大学や専門学校などに就学している方をメインターゲットにしているので、18歳以上であれば申し込みできる可能性があります。
2022年の民法改正によって18歳以上が成人と規定されたので問題はありません。

審査基準は銀行系カードローンよりも緩め

学生カードローンの審査は銀行系カードローンよりも緩いといわれています。銀行系カードローンは借入限度額も高く、しっかりとした年収確保できる社会人が主なターゲットです。
対して学生ローンはアルバイトなどで収入を得ている方が対象なので、同じ条件で審査をすれば誰も通らないでしょう。
審査基準が甘めに設定されている分、融資限度額は低めに設定されています。

手続きがスピーディ

学生ローンの申し込み方法は、インターネット経由と店頭窓口申し込みの2種類があります。
必要書類を準備した上で来店し、店頭窓口で申し込めばその場で審査結果が判明し、現金が受け取れるので融資実行までの時間はとてもスピーディです。
今すぐ資金が必要な場合は来店申し込みがおすすめです。

アルバイト先への在籍確認はほぼなし

学生ローンでは電話による本人確認はありますが、アルバイト先への在籍確認はほとんどありません
多くの学生ローンでは融資金額が50万円以下に抑えられるので、収入証明書の確認も不要です。電話による本人確認の際に、担当者の質問に違和感なく回答できれば問題ありません。

ただし、過去に他のローンで遅延などの金融事故を起こしている場合には要注意です。

契約すると卒業後でも借り入れ可能

学生ローンは契約対象が現役の学生です。しかし、卒業したからといって契約が打ち切りになるわけではありません。
就職して社会人になった後も継続して利用可能です。一般的なカードローンよりも限度額は有利な金利条件で継続利用できるのは大きなメリットです。

友人や知人を紹介するとサービスが受けられる

学生ローンでは、契約が成立した利用者を対象に様々なサービスやキャンペーンを展開しています
友人や知人を紹介すると金利などの優遇が受けられる紹介サービスなどもその一つです。学生ローンを利用して実感したメリットを友人に伝えるのであれば、事前に利用可能なサービの確認をおすすめします。

学生ローンのデメリット

学生ローンを運営する会社は貸金業法に則って正規に運営されています。学生の実情を捉えて低めの金利で借り入れが可能、返済計画をしっかりと立案して利用するのであれば危険性はありません。

しかし、学生ローンを利用するにあたっては以下のようなデメリットが考えられます。

  1. 店舗数が少ないので利用エリアが限定される
  2. 中小ローン会社なので大手と比較すると利便性で劣る
  3. もしも返済が遅れた場合に自宅への郵送物が発生する
  4. 借り入れができる限度額が低く、まとまった資金調達には不向き

店舗数が少なめ

学生ローンを運営する会社の多くは中小のローン会社です。
本店、支店を合わせた営業拠点もそれほど多くはないので、来店による申し込みを検討している場合には事前に営業所の所在地を確認して利用可能な会社を選択する必要があります。

大手と比べてサービス内容・利便性が劣る

中小ローン会社が運営する学生ローンは、テレビコマーシャルなどで大きく宣伝している大手消費者金融などと比較すると、どうしてもサービス内容な利便性に見劣りをする部分があります。

  • 無利息期間などのサービスがない
  • 利用できる提携ATMが少ない
  • 審査、借入の時間が限られる

しかし低金利というメリットはとても重要であり、Web申し込みを利用した場合にはそれほどマイナスには感じられないかもしれません。

返済遅延となれば自宅へ郵送物が届けられる

学生ローンで、もしも返済が遅れた場合には自宅に督促状などの郵送物が届きます。
しかし、これは学生ローンに限られたデメリットではありません。銀行系カードローンでも、消費者金融にカードローンでも全く同様です。

肝心なことは、決して遅延せずに計画的に返済を継続することです

他と比べて借入限度額が低め

学生ローンの利用限度額は、ほとんどの会社で50万円から100万円程度に設定されています。銀行系カードローンでは800万円、消費社金融系カードローンでは500万円程度が一般的な借入限度額なので、かなり低いといえるでしょう。

しかし、学生が日々の生活の中でそれほど高額な資金が必要になることはあまりありません。
また、もしも数百万円を借り入れできたとしても、返済に苦しむだけです。

限度額が低めなのはそれほどデメリットではないといえるでしょう。

学生が奨学金制度でお金を借りる方法とは

奨学金とは義務教育を修了した後にさらなる進学を志しているものの経済的な理由で困難な学生を支援することを目的とした貸付制度です。現在にいたるまで実に数多くの学生が奨学金を利用して進学を果たしてきました。

奨学金の運営は政府系機関をはじめとして、地方自治体や非営利団体、さらには民間企業などでも就学意欲のある学生を支援するために提供されています。

奨学金と対象となる主な学校は以下のとおりです。

  • 高等学校、高等専門学校
  • 大学(短大、大学院を含む)
  • 専門学校
  • 海外の学校進学者
  • 通信制の高校、大学

新入学時の入学当初だけではなく就学年次の途中からでも借り入れは可能、また、浪人生であっても就学予定があれば利用できる場合があります。(浪人生がお金を借りる方法一覧)

ただし奨学金には利用条件や審査選考があるので、申し込む前にそれぞれの奨学金に関する事前情報の確認が重要です。

主な奨学金制度の種類

学生が現在利用可能な、奨学金制度は主に次の4種類です。

  • 独立行政法人日本学生支援機構が提供する奨学金
  • 進学する大学が独自に提供する奨学金
  • 地方自治体が提供する奨学金
  • NPOなどの民間団体や企業が提供する奨学金

それぞれの奨学金の特徴を簡潔にご紹介します。

日本学生支援機構(旧日本育英会)

日本学生支援機構は英語名の頭文字をとってJASSO(Japan Student Services Organization)とも呼ばれています。
もともと奨学金貸与事業をおこなっていた日本育英会と、日本国際教育協会、内外学生センター、国際学友会などの機関、また学生を支援していた国の期間が統合して設立された文部省管轄の独立行政法人です。

JASSOには一般的に利用される貸与型給付金と一定の基準を満たした場合に支給される給付型奨学金の2種類があります。

大学独自による奨学金制度

入学する学生を支援するために奨学金制度を運営している大学も少なくはありません。大学独自の奨学金制度には、主に次のような種類があります。

  • 入学試験優秀者、学業優秀者に対する奨学金
  • 経済的に困窮している学生に対する奨学金
  • 資格取得者に対する奨学金
  • 特定地域出身者に対する奨学金

奨学金の提供方法は、無利息あるいは低金利による貸与返済不要な給付など様々です。
「給費生」という名称で授業料免除となる学生を選抜する試験をおこなう大学もあります。

地方自治体による奨学金制度

県や市、区などの地方自治体では主に低所得世帯の子供の就学を支援する奨学金が用意されています。
代表的な奨学金は社会福祉協議会が提供する生活福祉金貸付制度です。教育支援資金ともよばれ、一定の要件を満たした低所得世帯であれば無利子で貸し付けを受けられます。
また、その他にも看護師・介護福祉士・社会福祉士などの資格取得のための就学を支援する制度など、各自治体で独自に運営している奨学金は数多く運営されています。

居住地の役所に出向けばパンフレットや相談窓口が用意されています

民間団体やその他の奨学金制度

日本では政府系機関や自治体だけではなく、民間の企業や団体でも学生を支援するための奨学金が用意されています。

奨学金を運営する非営利民間団体

その他にも多くの民間団体や企業が奨学金を用意し、提供方法も給付型、貸与型など様々です。民間企業の奨学金では将来の就職を条件とする場合もあります。

日本学生支援機構の奨学金は4種類ある

日本学生支援機構の奨学金は、2022年度では80万人以上の学生が利用しています。在学中に学校に奨学金の利用を相談した場合にも、まず始めに日本学生支援機構の奨学金を紹介されます。
日本学生支援機構が運営する奨学金は次の4種類です。

  1. 給付型奨学金
  2. 第一種奨学金(無利子)
  3. 第二種奨学金(有利子)
  4. 入学時特別増額貸与奨学金

大きく分ければ、返済不要の給付型返済義務がある貸与型の2種類です。

給付型奨学金

返済義務がない給付型奨学金を獲得するには学業成績の他に、世帯収入による条件が付加されます。
給付条件と金額は2段階に区分されます。

区分 給付条件  給付額
第1区分 世帯が非課税世帯 161万円
第2区分 世帯年収270万円以下 108万円
第3区分 世帯年収380万円以下 53万円

給付額は毎年世帯収入を確認して支援区分が変更されます

貸与型奨学金

貸与型奨学金には、第一種奨学金・第二種奨学金・入学時特別増額貸与奨学金の3種類があります。

第一種奨学金は、以下の基準のいずれかに該当する場合に、無利子で奨学金の貸与が受けられます。

  1. 大学進学:高等学校の成績が平均3.5以上
  2. JASSOが規定する貸与額算定基準額が189,400円以下
  3. 児童養護施設入所者などの社会的な用語が必要な学生

第二種奨学金は上限3%までの金利が設定された有利子貸与型奨学金です。第一種奨学金と比較して緩やかな条件で利用することが可能です。

  1. 標準以上の成績がある
  2. 特定分野で優れた能力を発揮する可能性がある
  3. 就学意欲がある

入学時特別増額貸与奨学金は、主に低所得者を対象とした、入学時の一時金として貸与される奨学金です。
50万円を上限として貸与されますが、実際の支給は5月に入ってからになるので入学金の支払いには利用できないので注意が必要です。

貸与型の利息

貸与型奨学金は毎月最低2万円から最大12万円までの間の金額から、1万円単位で貸与額を選択できます。
そして、貸与された奨学金の金利(年率)は上限3%です。

奨学金の返済

奨学金の返済は、利用者の銀行口座からの口座振替によっておこなわれます。
返済期間は卒業もしくは貸与終了の7ヶ月後からスタート、返済方法には定額返還方式所得連動方式の2種類があります。

定額返還方式

貸与額(元金)に利子をプラスした返済を定額でおこなっていく方法。毎月返済と半年ごとの返済の2種類があります。

所得連動方式

最低金額2,000円から所得額に応じて返済額が変動する方法。2017年度以降に、第一種奨学金を受給した方のみ利用可能です。

それぞれの奨学金の申し込みから借入までの大まかな流れ

日本学生支援機構の奨学金の申し込み方法は、予約採用在学採用の2種類があります。

予約採用

予約採用は在学中に進学を想定して事前に申し込む方法です。
「給付奨学金確認書」もしくは「貸与奨学金確認書」のいずれかの書類を、在学している学校経由あるいは日本学生支援機構から受け取り必要事項記入したうえで、書類を揃えて提出します。
同時にスカラネットと呼ばれる奨学金申し込みサイトへのアカウント登録をしなければなりません。
スカラネットへの登録には2種類のID・パスワードが必要です。

  • 申込ID・パスワード:マイナンバー提出書に記載されているID・パスワード
  • ユーザーID・パスワード」:在学している学校より受領するID・パスワード

奨学金制度を利用するメリット・デメリットのまとめ

日本学生支援機構が運営する奨学金は進学を希望する学生を経済的に支援する目的で運営されている資金です。給付型、貸与型の2種類がありますが、経済的に困窮している学生にとってはありがたい制度です。
奨学金を利用するにあたって、事前に把握しておくべきメリットデメリットは以下のとおりです。

奨学金制度のメリット
  • 給付型は無利息、貸与型は3%の低金利で利用できる
  • 毎月一定額が支給されるので計画的に利用できる
  • 返済は支給が終了して7ヶ月後からなので、返済のための準備期間がもうけられる
  • 政府系機関の融資なので安心
奨学金制度のデメリット
  • 給付型は採用基準が厳しくハードルが高い
  • 支給が5月以降なので入学金などには利用できない
  • 卒業後の返済期間が長期間におよぶ
  • 貸与型は必ず返済しなければならない
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この記事の監修者 山口みき
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