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プロミス自営者カードローンは個人事業主向けビジネスローン!違いやデメリット等を解説

「プロミスの自営者カードローン」は、個人事業主向けのビジネスローンです。

申し込みから即日最短3分で融資が可能なので、緊急で資金が必要な個人事業主の方にとって、便利なサービスです

しかし、プロミスには個人事業主が利用できるもう1つのサービスとして、フリーキャッシングもあります。

また、他の多くの金融機関も様々なビジネスローンのサービスを提供しています。

そこでこの記事では、プロミスのフリーキャッシングや他社のビジネスローンとの違い、プロミス自営者カードローンのメリットやデメリットについて、詳しく解説していきます。

個人事業主の方であっても、条件次第ではフリーキャッシングを利用した方が良い場合もあるので、自営者カードローンを申し込むべきかどうか判断するためにも、ぜひ最後まで読んでください

この記事でわかること
  • プロミス自営者カードローンは総量規制の対象外
  • プロミス自営者カードローンは即日最短「3分」で融資可能
  • プロミス自営者カードローンとキャッシングローンの1番の違いは「総量規制」
  • プロミス自営者カードローンが利用できるのは個人事業主のみ※法人は不可
  • プロミス自営者カードローンは希望額が100万円を超えると、必要書類が増える
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プロミス自営者カードローンとフリーキャッシングの違い

プロミス自営者カードローンは総量規制の対象ではありません。プロミスのフリーキャッシングは総量規制の対象なので、そこが1番の違いです。

また、それ以外にも金利や限度額、必要書類や対象年齢も違います。以下が、プロミス自営者カードローンとフリーキャッシングの主な違いです。

プロミス自営者カードローンとフリーキャッシングの違い
  • プロミス自営者カードローンは総量規制の対象外
  • 申し込み条件が20歳~65歳までと厳しい※フリーキャッシングは18歳~74歳
  • 上限融資額は、自営者カードローンの方が200万円少ない
  • 最低金利が自営者カードローンは6.3%と、フリーキャッシングの4.5%に比べて高い
  • 自営者カードローンは必要書類を3種類揃える必要がある

主に以上の5つの違いがあります。

上限融資額と最低金利の違いについては、適用されることはほとんど無いので、違いについてあまり考える必要はありません。

なので、20歳~65歳までの方であれば、申し込む際に考慮する違いは、主に総量規制の対象であるかどうかという点です。

使用用途についても、個人時事業主の方であれば、自営者カードローンとフリーキャッシング共に、生計費と事業費の両方で自由に使えます

自営者カードローン フリーキャッシング
金利(年利) 6.3%~17.8% 4.5%~17.8%
使用用途 生計費及び事業費 生計費(個人事業主は事業費も可)
申込み条件 20歳~65歳までの自営業の方 18~74歳の安定収入のある方
融資上限金額 300万円 500万円
総量規制 対象 対象
必要書類 本人確認書類、収入証明書、事業実態を疎明(そめい)する為の書類 本人確認書類、収入証明書 ※希望額50万円以下は本人確認書類のみ

プロミス自営者カードローンを選ぶ基準は借入希望額

プロミス自営者カードローンを選ぶ最も大きな基準は、「借入希望額が総量規制を超えるかどうか」です。

総量規制とは、貸金業者からの借り入れの合計が年収の3分の1を超えないようにする規制です。年収が300万円の方は、合計で100万円までしか借金できません。

もし、総量規制の範囲以内の借り入れであれば、フリーキャッシングの方が便利です。審査時間も短く、用意しなけらばならない書類も少なくて済みます。

プロミス自営者カードローンを選ぶ基準
  • 借入希望額が年収の3分の1以下なら、フリーキャッシング
  • 借入希望額が年収の3分の1を超えそうなら、自営者カードローン
  • すでに、総量規制に抵触しているなら、自営者カードローン

総量規制以内の借入ならフリーキャッシング

年収の3分の1以下の借入希望額であれば、フリーキャッシングの利用を検討するのが良いです。

自営者カードローンは必要な書類が多い上に、所得や返済能力の確認などに時間が掛かり、審査時間もフリーキャッシングに比べて長くなります

審査時間は「最短3分」となっていますが、おおむね2~3時間ほど時間が掛かります。

プロミスのフリーキャッシングなら、申し込みから「最短3」で融資可能です。また、希望額が50万円以下であれば、プロミスでの必要書類は本人確認書類1点のみです。

総量規制に余裕のある借り入れであれば、フリーキャッシングを選ぶのがおすすめです。

総量規制以上の融資が必要なら自営者カードローン

年収の3分の1を超える借り入れを希望している場合、総量規制対象外の自営者カードローンを選択する必要があります。

また、今現在総量規制に抵触していたとしても、融資を受けられる可能性があります

ただし、他から多額の借り入れがあり総量規制オーバーなら、当然審査は厳しいです。プロミスの融資担当者に返済能力が無いと判断されれば、融資は断られます。

その場合は、おまとめローンなどの他の総量規制対象外の借り入れも検討するのがおすすめです。

プロミス自営者(個人事業主)カードローンのメリット

総量規制の対象外であること以外にも、プロミス自営者カードローンを選ぶメリットはいくつかあります。

まず、銀行や金融公庫などの事業資金の融資制度や、他のビジネスローンに比べ、プロミスは独自審査を行っている為、融資までのスピードが非常に速いです。

また、一般的なカードローン等と同じように、限度額内であれば自由に借り入れと返済を行えます。使用用途も事業資金だけでなく、生計費としても利用できます。

大手銀行のSMBC(三井住友銀行)グループなのも、大きなメリットの1つです。消費者金融にマイナスのイメージを持っている方も安心して利用可能です。

プロミス自営者(個人事業主)カードローンのメリット
  • プロミス自営者カードローンは、即日「最短3分」で融資可能
  • 限度額内であれば、何度でも借り入れできる
  • 事業資金でも生活費でも、自由に利用可能
  • 大手銀行のSMBC(三井住友銀行)グループなので、安全安心

事業資金なのに即日融資でお金が借りられる

自営者カードローンの特徴として「素早い借入が可能」である点が挙げられます。

通常、銀行や金融公庫からの借入の場合、申し込みから融資実行までおよそ2週間~4週間ほどは掛かります。

しかし、プロミスの自営者カードローンは即日で融資を受けることが可能です。

他社のビジネスローンも即日融資に対応している会社は少ないので、緊急で資金を調達したい方は、プロミスを選ぶことは大きなメリットがあります。

融資限度額内での借入れ・返済が何度でもできる

プロミス自営者カードローンは設定された融資限度額内であれば、何度でも借り入れができます

プロミスのフリーキャッシングや、その他の金融機関のカードローンと同じ仕組みです。

一般的な事業資金の融資のように、その都度審査を受ける必要が無く、自由に利用できるのは、プロミス自営者カードローンの大きなメリットです。

また、使用用途についても自由なので、生計費として使うことも、問題ありません。

SMBCグループなので安心感がある

プロミスは2012年4月にSMBC(三井住友銀行)の子会社になっています。大手金融機関のSMBCのグループ会社なので、安心して利用することができます。

当然、大手金融機関のグループ会社であるため、貸金業法などの法令も厳守され、無理な取り立てなどは一切ありません。

消費者金融からの借入と聞くと、利用するのに不安なイメージを持っている方も多いと思います。

ですが、SMBCグループのプロミスの自営者カードローンは安心して利用できます。

プロミス自営者(個人事業主)カードローンのデメリット

プロミス自営者カードローンには、プロミスのフリーキャッシングや、他社のビジネスローンに比べて、デメリットがいくつかあります。

自営者カードローンはフリーキャッシングと違い、WEBでの申し込みが不可です。また、申し込みの際に用意しなければならない書類も多いため、審査のハードルが高いです。

また、他社のビジネスローンと比較した場合でも、プロミス自営者カードローンは個人事業主のみを対象としていることもあり、限度額も低く、プロミスの金利は高い設定にされています。

この章では、それらを含む、「自営者カードローン」の主なデメリットを5つ紹介していきます。プロミス自営者カードローンへ申し込むか判断するための参考にして下さい。

プロミス自営者(個人事業主)カードローンのデメリット
  • プロミス自営者カードローンの申し込み方法は自動契約機と電話のみ
  • フリーキャッシングと比べて、必要書類が多い
  • 自営者カードローンは無利息サービスの対象外
  • 上限金額が低いため、金利も高め
  • 法人、法人代表者は申し込み出来ない

WEB申込みができない

プロミスの自営者カードローンの申し込みは、「自動契約機」または「プロミスコール(電話)」から行います。

プロミスのフリーキャッシングは24時間・365日、いつでもWEB申し込みが可能ですが、自営者カードローンはWEBでの申し込みができません

フリーキャッシングに比べて、手軽に申し込みができないことは、デメリットの1つです。

必要書類・提出書類が多い

自営者カードローンは、フリーキャッシングに比べて、審査を受ける際に提出する必要書類が多いです。

必要書類は「自営者カードローン」と「フリーキャッシング」それぞれ以下の通りです。

フリーキャッシングの必要書類
  • 本人確認書類…運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
  • 収入証明書…源泉徴収票、確定申告書など ※限度額が50万円を超える場合に必要

フリーキャッシングの場合、借入希望額が50万円以下なら、必要な書類は「本人確認書類」1点だけで済みます

自営者カードローンの必要書類
  • 本人確認書類…運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
  • 収入証明書…確定申告書、収支内訳書など
  • 事業実態を疎明する書類…受注書、納品書など

自営者カードローンでは、借入希望額に関わらず、上記3点の書類が必須です。

申し込みの際に提出する書類が多いことも、プロミスの自営者カードローンのデメリットの1つです。

無利息サービスが使えない

プロミスのフリーキャッシングは、メールアドレスとWEB明細に登録することで、初回の借入の翌日から30日間の無利息サービスが受けられます。

しかし、プロミス自営者カードローンでは、この無利息サービスが利用できません

なので、すぐに返済できる見込みがあり、総量規制にも余裕があるのであれば、フリーキャッシングの利用がおすすめです。

金利が高く上限金額が低い

プロミスのフリーキャッシングの最低金利が4.5%、上限金額が500万円なのに対し、自営者カードローンは最低金利が6.3%、上限金額が300万円と、金利が高く、上限金額が低くなっています。

また、他社のビジネスローンに比べも、プロミスの自営者カードローンは金利が高く、上限金額が低く設定されています。

下記が他社のビジネスローンとプロミスの自営者カードローンを比較した表です。

ビジネスローン名称 金利 融資可能額
プロミス「自営者カードローン」 6.3%~17.8% ~300万円
アイフル「事業サポートプラン」 3.0%~18.0% ~500万円
PayPay銀行ビジネスローン 1.8%~13.8% 10万~1000万円
AGビジネスローン 1.8%~13.8% 10万~1000万円
ニチデン「事業者ローン」 4.8%~17.52% ~1億円

個人事業主が利用できる他のビジネスローンに比べ、プロミスの自営者カードローンは、金利が高めです。

また、上限金額も300万円と、他のビジネスローンと比べると、低く設定されています。

ただし、金利が低く、上限金額が高いビジネスローンは審査が厳しいです。審査時間が長く、必要な書類も多くなる傾向にあります。

なので、プロミスの自営者カードローンは、緊急でお金が必要になり、短期間で返済のメドが立っている場合の利用に向いています。

自営者のみに限られていて法人は使えない

プロミスの自営者ローンは、個人事業主向けのローンである為、法人の場合は利用できません

法人を設立していない、個人事業主のみが融資の対象です。

当然、給与所得のみの会社員やアルバイトなども、対象外です。

すでに法人化している方は、法人にも対応しているビジネスローンを検討する必要があります

プロミス自営者カードローンの申し込み方法・流れ

プロミス自営者カードローンの申し込み方法は、「電話(プロミスコール)」と「自動契約機」の2つの方法があります。WEBでの申し込みは出来ません。

自動契約機とプロミスコールの申し込み受付時間は、それぞれ下記の通りです。

  • プロミスコール(電話番号:0120‐24‐0365) … 9:00~18:00(平日)
  • 自動契約機 … 9:00~21:00(平日・土日祝日含む)

申し込みから融資までの流れは、プロミスコールと自動契約機で少し異なります。申し込み後の流れは、それぞれ以下の通りです。

プロミスコールで申し込んだ場合
  1. プロミスコール(0120‐24‐0365)へ電話し、申し込み
  2. プロミスにて審査
  3. 審査に通過した場合、必要な書類をそろえて、自動契約機にて契約・カードの発行
  4. 融資実行
自動契約機で申し込んだ場合
  1. 必要な種類を事前に揃えて、自動契約機に行き、申し込み
  2. 審査通過後、その場で契約・カードの発行
  3. 融資実行

自動契約機なら、その場で申し込みから融資を受けられるので、時間に余裕のある方は、自動契約での申し込みが便利です。

ただし、必要な書類に不備があると、一旦書類を揃えなおして、もう一度出向く必要があります

そうならない為にも、必要書類は事前に準備しておくことで、そのような手間が省けます。

次の章では、審査に必要な書類について詳しく解説していきますので、確認して下さい。

プロミス自営者カードローンの審査に落ちない為には書類が重要

プロミス自営者カードローンの審査は、他のビジネスローンと同様、事業所得や営業実態などが厳しく審査されます。

申し込み後に慌てて準備する必要が無いように、あらかじめどのような書類の提出が必要になるか確認しておくことが賢明です

プロミス自営者カードローンに必要な書類は以下の3種類です。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書
  • 事業実態の分かる書類

それぞれの書類の詳細について、順番に解説していきます。

本人確認書類

運転免許証などの本人確認書類の提出が必要です。

本人確認書類として認めらるものは以下のものがあります。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード※通知カードは不可
  • 健康保険証
  • パスポート※2020年2月3日以前に申請した、現住所が載っているもの
  • 在留カード・特別永住者証明書

以上の5つの書類の内、いずれか1点を事前に準備しおく必要があります。

ただし、マイナンバーカードや健康保険証は、提出する際にマイナンバーや保険番号が見えないように、マスキング処理をして提出する必要があります。
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もし、持っているのであれば、運転免許証を提出すると、そういった手間がかかりません

収入証明書

収入証明書も、融資希望額に関わらず提出が必要です。

収入証明書として認められる書類は以下の3つです。

  • 確定申告書
  • 青色申告決算書
  • 収支内訳書

以上の3つの書類の内、前年度のものをいずれか1点提出します

ただし、1月1日~3月31日の間の申し込みの場合は、前々年度のものでも受け付けてくれます。

事業実態の分かる書類

「事業実態の分かる書類」については、借入希望額が100万円を超えるどうかによって、必要な書類が異なります

それぞれの場合での必要な書類は以下の通りです。

希望額が100万円以下の場合(いずれか1点)
  • 営業許可証または入館証明書 ※有効期限が記載されていて、期限以内のもの
  • 受注書、発注書、納品書、請求書、領収書、報酬明細に類する書類 ※発行日が1年以内のもの
希望額が100万円を超える場合(いずれか2点)
  • 営業許可証または入館証明書 ※有効期限が記載されていて、期限以内のもの
  • 受注書、発注書、納品書、請求書、領収書、報酬明細に類する書類 ※発行日が2か月以内かつ、自社の会社名または氏名及び、取引先の会社名が記載されているもの

以上のように、融資希望額が100万円を超えると必要な書類の数や、要件が厳しくなります。

審査を申し込んでから慌てて準備する必要が無いよう、申し込み前に、事前に必要書類を揃えておくと、余裕をもって審査に臨めます。

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この記事の監修者 山口みき
自己紹介 金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。
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