学生時代は生活費や娯楽費に加えて学費がかかるため、何かと物入りな時期です。
アルバイトやパートで不足する資金を補ってもなお、必要な資金に足らないこともあり、借金を決意することもあります。
しかし、学生が借り入れできる消費者金融は限られており、高校生に至っては本人に収入があっても申し込むことはできません。
安定した収入がある大学生であれば申し込みできますが、総量規制によって審査が通っても少額に限られます。
なお、お金を借りるときは本人確認書類が必要になり、学校が発行する学生証は本人確認書類の要件を満たしていないため、運転免許証やマイナンバーカードが必要になります。
また、学生が借金するときに気になる親バレやバイト先バレついては、プロミスでWEB完結で申し込めば郵便物は届かない上、在籍確認も電話で行わないため安心です。
- プロミスで学生は申し込みできるが高校生は不可
- プロミスで大学生は少額であれば借りれる
- プロミスは審査の過程で在籍確認を電話以外の方法で行う
- プロミスで親バレしたくなければWEB完結で申し込む
- プロミスで本人確認書類として学生証は提出できない
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＜審査通過に成功するコツ＞①虚偽(ウソ)は書かない ②免許証等の提出書類の添付忘れ ③限度額設定は必要な分だけ ※ブラックは申込・借入不可
※18歳・19歳以下の方：収入証明書の提出が必須です。※高校生は申込不可(高専生・定時制含む)
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プロミスで学生がお金が借りれる条件とは？
プロミスの必要書類や申込み条件、貸付条件は次のとおりです。
| プロミスの利用条件 | |
|---|---|
| 申込み条件 | 18～74歳で本人に安定した収入があること ただし、高校生と年金以外の収入がない年金受給者を除く |
| 必要書類 | 本人確認書類(必須) 収入証明書類(審査による) |
| 使用目的・使用用途 | 生計費のみ 個人事業主は生計費及び事業費 |
| 限度額はいくらまで？ | 500万円 |
| 金利(年利) | 4.5％～17.8％ |
| 遅延損害金 | 年20.0％ |
したがって、学生はアルバイトやパートで安定した収入があり、高校生に該当しない限り、プロミスに申し込むことができます。
申し込みにあたっては本人確認書類が必要になり、運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードでお金を借りることも可能です。
加えて、19歳以下の場合は収入証明書類も提出を求められるため、源泉徴収票や2ヶ月分の給与明細書、所得(課税)証明書の中から1点最新のものが必要になります。
プロミスの限度額は500万円ですが、学生は収入が限られているため、高額の利用は現実的に難しいです。
これにともなって、プロミスの金利は高い方の上限金利が適用される可能性が高いです。
なお、バイトをしていない学生、収入が少ない学生は返済能力に欠けると判断されることもある上、社会的信用にも欠けるため、審査難易度が高くなることが予想されます。
18歳未満の高校生は申込みできない
プロミスは18歳以上であれば申し込みが可能です。
そのため、18歳に達していない場合、収入があるかどうかを問わず申し込みすることはできません。
2022年4月1日に施行された改正民法によって、成人年齢が18歳に引き下げられたことで、18歳以上は単独で契約ができるようになりましたが、17歳以下は親や成年後見人の同意がなければ単独で契約ができないためです。
ただし、プロミスでは18歳以上であっても以下の学生は申し込むことができません。
- 高校生
- 定時制高校生
- 高等専門学校生
したがって、プロミスに申し込むためには、18歳以上の大学生または専門学校生である必要があります。
なお、プロミスに限らず、高校生に対して融資を行っている貸金業者や金融機関は存在せず、高校生が本人名義でお金を借りることができるのは奨学金のみです。
18歳以上の大学生で安定収入があれば審査に通る可能性がある
プロミスは学生であっても、18歳以上かつ安定した収入があれば申し込むことが可能です。
ただし、パートやアルバイトなどで安定した収入がある大学生は申し込みができるに過ぎず、利用の可否は審査によって決定されます。
大学生の本分は学業であり、学業が疎かになるようなパートやアルバイトをすべきではないため、必然的に低収入となります。
貸金業者たるプロミスからの借り入れは総量規制の対象となり、年収の3分の1を超える借り入れはできないため、厳しい審査となる可能性が高いです。
特に、20歳未満は本人確認書類に加えて収入証明書類も必須書類となり、より厳格な審査が行われます。
以下の条件に該当するお客さまは、収入証明書類のご提出が必要となります。
・ご希望のお借入額が50万円を超えるお客さま
・ご希望のお借入額と他社でのご利用残高の合計が100万円を超えるお客さま
・お申込時の年齢が19歳以下のお客さま(引用元：お申込条件と必要書類｜お申込｜プロミス公式サイト)
学生がプロミスで借りれる限度額はいくらまで？
お金を借りる時の「限度額」は審査によって決定されるため断定することはできませんが、次のような理由から制限されることになります。
- 総量規制
- 審査基準
総量規制とは、貸金業者からの借入金額の合計を年収の3分の1以内に制限するものです。
例えば、アルバイトで月5万円を稼ぐ学生の年収は60万円のため、20万円を超える借り入れはできません。
しかし、総量規制を超えなければ必ず借り入れができるというわけではなく、プロミスが独自に定めている審査基準も限度額の決定に影響します。
審査基準は公表されていないため、どのような基準で融資の可否や限度額を決定しているか定かではありませんが、審査基準に抵触すれば総量規制を超えなくても減額や審査落ちとなります。
したがって、プロミスで借りれる限度額は最大で年収の3分の1です。
プロミスは学生でも親にバレない理由
学生がプロミスに申し込んでも親や勤務先にバレないのは、次のような理由があるためです。
- 親の連絡先は必要ない
- 在籍確認は通常電話以外で行われる
- 保証人や担保がいらないフリーローン
- WEB完結は自宅に書類が送られて来ない
- 支払いが遅れなければプロミスは連絡して来ない
第一に、プロミスのカードローンは無担保無保証のフリーローンです。
保証人や担保の提供を求めないため、申し込むときに誰かに相談する必要はありません。
学生がお金を借りるときは親の同意を求める貸金業者もありますが、民法改正によって成人年齢が18歳となったため、18歳以上の学生は制限行為能力者ではなくなりました。
したがって、申し込むときに親の同意は必要ない上、プロミスに親の連絡先を教える義務もありません。
また、審査の過程で実施される在籍確認は、プロミスでは原則電話以外の方法で行われるため、勤務先へバレるのも回避することができます。
なお、WEB完結方式で申し込めば、ローンカードや契約書類が自宅に届くことはないため、家族にバレる心配はありません。
しかし、返済が遅れたときは電話や書面によって催促されますが、本来、返済が遅れるときは債権者に相談するのは債務者の義務です。
プロミスの返済に遅れそうなときは、あらかじめ申し出ておくことで、プロミスから電話がかかってくる、郵送物が届くということはありません。
申込時に親の連絡先を申告することはない
貸金業者は取り立てをする上で次のような行為が禁止されています。
（取立て行為の規制）
第二十一条
三 正当な理由がないのに、債務者等の勤務先その他の居宅以外の場所に電話をかけ、電報を送達し、若しくはファクシミリ装置を用いて送信し、又は債務者等の勤務先その他の居宅以外の場所を訪問すること。
(引用元：貸金業法 | e-Gov法令検索)
貸金業者のプロミスは正当な理由なく、借主以外の連絡先や住所に対する取り立てをすることができません。
そのため、実家から通学していない限り、実家へ連絡や訪問されることはないため、実家の連絡先や住所を申告する必要はありません。
実家から通学している場合でも、借主以外に対する請求も禁止されているため安心です。
ただし、自宅への連絡を回避しようとして、自宅に固定電話があるにも関わらず、自宅の電話番号を申告しない行為は虚偽申し込みとみなされる可能性があります。
虚偽申し込みは審査落ちする原因となるため、固定電話があるときは隠さずに申告が必要です。
原則電話での在籍確認はなしなのでバイト先にもバレない
貸金業者は、返済能力の調査を義務づけられており、在籍確認は安定した収入があることを確認するために実施されます。
在籍確認の方法は勤務先に対する電話が一般的ですが、担当者はプロミスではなく個人名を名乗るとはいえ、正社員ならいざ知らずアルバイト先に電話がかかってくることはほとんどありません。
そのため、勘がいい人が応対すると勤務先にバレる可能性がありますが、プロミスでは原則電話で確認することはありません。
原則、お勤めされていることの確認はお電話では行いません。ただし審査の結果によりお電話する場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはございませんので、ご安心ください。
したがって、勤務していることが確認できるような書類の提出などで在籍確認が行われます。
勤務先の記載がある健康保険証や社員証、直近の給与明細書などが考えられ、特に、19歳以下は収入証明書類の提出が必須のため、それをもって在籍確認も完了となることも多いです。
なお、審査状況によっては電話による確認が行われますが、このときは事前に同意を求められることになります。
保証人不要の借入なので誰にも借金を知られない
お金を借りる審査では、自動車ローンや不動産ローンのように担保を求められたり、高額利用や信用不安などの理由から保証人を求められるときもあります。
保証人は親でなければならないという決まりはありませんが、学生であれば親しい友人では保証能力に欠けることもあり、最も相談しやすいのは親になります。
保証人も審査が行われるため、借主と同じように申し込みをしなければならず、借金を知られることなく利用することはできません。
しかし、プロミスは担保や保証人を必要としない無担保ローンのため、保証人を求められることはありません。
ただし、保証人を付けて審査を有利に進めることができないため、自分が審査に通らなかったら借りられないということになります。
WEB完結で申込なら郵便物も届かないので家族バレも防げる
プロミスはカードローンのため、契約するとローンカードが発行されます。
ローンカードの受け取りは自動契約機または郵送になるため、付近に店舗がなくて来店ができないときはプロミスからの郵便物が届くことになります。
本人しか受け取りができないように、本人限定受取郵便で発送されますが、ほかの郵便物とは違ってそのまま配達されるわけではありません。
配達を担当する郵便局に到着すると、到着通知書が封書で自宅に届きます。
封筒には差出人の記載はありませんが、本人限定受取郵便で届くものは限られているため、プロミスとわからなくても借金をしていることが家族にバレる可能性が高いです。
しかし、プロミスのWEB完結で申し込みをすればカードレスで契約できるため、WEBやアプリからしか借り入れはできませんが、家族バレを回避することができます。
支払い期日を守っていればプロミスから連絡がくることはない
プロミスは借り入れまたは返済をしたときや、返済が遅れて連絡がつかないときを郵送物の送付事例として挙げています。
以下の場合にはご自宅またはお勤め先に書類をお送りすることがあります。
インターネット振込・インターネット返済をご利用いただいた場合
提携ATMでお借入・ご返済をいただいた場合
お支払に遅れが生じ、お客さまとご連絡が取れない場合
ただし、書面の受取方法を「Web明細」でご登録いただいた場合は、原則、書類をお送りすることはありません。（お支払に遅れが生じ、お客さまとご連絡が取れない場合は除きます。）
ただし、借り入れまたは返済をしたときは、WEB明細に申し込みをしていれば書類が送られてくることはありません。
しかし、返済が遅れて連絡がつかないときはプロミスから督促状などのハガキが送られてくるため、家族にバレる可能性が出てきます。
そのため、プロミスから連絡があったときは必ず応対が必要です。
タイミング悪く電話に出れなかったときは、後でかけ直せば問題ありません。
なお、返済期日を守っていれば、そもそもプロミスから催促されることはないことに加えて、遅れるときは返済期日までに届けるといった債務者の義務を果たしていれば、プロミスから連絡が来ることはありません。
プロミスで学生がお金を借りる時の注意点
学生がプロミスでお金を借りるときは、以下のようなことに気をつけるべきです。
- プロミスが認める本人確認書類の準備が必要
- 総量規制があるため少額しか借りられない
- 延滞は審査落ちにつながる
- 借金を甘く見ると社会に出てツケが回ってくる
- 本当に必要なお金だけを借りる
カードローンは一度契約すると手軽に借り入れができるため、ついつい借り入れをしてしまう人も少なくありません。
しかし、借金は必要な金額だけにとどめるのが鉄則であり、親バレしたときもその借金が必要なものであるならば、厳しい叱責を受ける可能性は低いです。
そもそも、学生は収入が少なく返済能力が限られているため、総量規制によって高額利用はできなくなっています。
また、学生は身分証明書として学生証が発行されますが、学生証はプロミスでは本人確認書類として認められていないため、借り入れには運転免許証や健康保険証などが必要です。
プロミスの審査が通った後は、毎月遅れずに支払うなどの債務者の義務を果たしていれば、今後に良い影響をもたらす情報が信用情報機関に保管されますが、逆に返済を軽んじてしまうと審査に通らなくなるなどのデメリットがあります。
そのため、社会人になって学生時代の清算をする羽目にならないように、毎月ちゃんと支払っていく強い意志を持つことが大切です。
学生証は本人確認書類には認められない
本人確認書類とは官公庁が発行した、氏名及び生年月日、住所が記載された書類のことで、取引の相手方が本人であることを証明できるものです。
そのため、学生証は在籍している教育機関が発行するものであるため、本人を特定できる氏名及び生年月日、住所が記載されていても本人確認書類とはみなされません。
本人確認書類の条件を満たす書面は多岐にわたりますが、プロミスが本人確認書類として認めている書類は以下のとおりです。
| 書類 | 備考 |
|---|---|
| 運転免許証 | 運転経歴証明書も可 |
| パスポート | 2020年2月3日以前に発行されたもの 住所欄に現住所が記載されていることが条件 |
| 健康保険証 | |
| マイナンバーカード(個人番号カード) | 通知カードは不可 |
| 在留カード 特別永住者証明書 |
いずれの書類も有効期限が記載されているときは、有効期限内でなければなりません。
上限融資額は年収の3分の1なので高額は借りれない
プロミスなどの消費者金融からの借り入れは総量規制の対象となるため、年収の3分の1を超えて借り入れをすることはできません。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています（総量規制）。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
貸付条件におけるプロミスの融資上限額は500万円です。
しかし、500万円の審査を通過するためには、最低でも1,500万円の年収が必要になります。
学生の収入源はアルバイトやパートの給料のため、稼いだとしてもせいぜい10万円前後であり、年間で1,500万円を稼ぐのは不可能に等しいです。
そのため、学生で審査を通過できる可能性があるのは50万円程度であり、高額の借り入れは社会人になってからになります。
なお、年収の3分の1までの借り入れとは1社あたりではなく、総量規制の対象となる借り入れすべて合わせて年収の3分の1までです。
したがって、プロミスは他社借り入れがあっても借りれるのですが、それだけ利用できる金額は少なくなります。
スマホ料金・クレジットカード支払い・奨学金の延滞があると審査落ちする
国が指定する信用情報機関は3つあり、そのうちプロミスが加盟しているのは以下の2つです。
- 株式会社日本信用情報機構
- 株式会社シー・アイ・シー
信用情報機関が保有する契約情報は、借り入れに関するものだけではありません。
スマホ料金やクレジットカードなどの立替えに関する契約も登録されているため、分割払いの支払いが延滞していることは、申し込みをすればプロミスに知られることになります。
申し込みの時点で延滞がある申込者は、すでに債務超過している可能性があるため、プロミスは貸し倒れリスクを踏まえて、融資を控える判断を下すことになります。
そのため、審査通過率を高めるためには借り入れだけではなく、返済が必要な契約すべてを滞りなく支払うことが大切です。
なお、奨学金は滞りなく返済している限り、信用情報機関に登録されることはありませんが、61日以上延滞すると異動情報として登録されるようになります。
返済滞納してしまうと信用情報に残り社会人になってから困ることになる
信用情報機関に登録される情報には契約に関するものに加えて、属性情報や申込情報などがあります。
契約に関する情報には取引履歴も含まれているため、プロミスでの借り入れはやばい事はありませんが、でいくら借り入れをして、どのように返済をしているかが記録されています。
返済期日までに毎月遅れることなく返済をしていれば、信用度を高める材料となりますが、プロミスで延滞してしまうと今後の審査にマイナスに作用する情報が登録されるため、返済管理には気をつけなければなりません。
特に、次のような異動情報が登録されるとブラックになってしまい、審査に通るのが非常に難しくなってしまいます。
- 61日以上の延滞
- 債務整理
- 代位弁済
- 貸し倒れ
そのため、少額の借り入れであっても気を抜かずに毎月確実に支払うことが大切です。
親にバレたら困る理由で借りない方がいい
プロミスはWEB完結で申し込みをすれば、カードレスで利用ができるため、自宅に契約書類が届くことはありません。
また、WEB明細の申し込みも完了していれば、借り入れや返済をしたときに明細が自宅に郵送されることはありません。
したがって、実家暮らしの学生であっても親に秘密で借りることができます。
しかし、アルバイトやパートの収入で返済していくつもりでも、試験やレポートなど学業を疎かにするわけにはいかず、給料が安定しないことも多いです。
結果として延滞してしまったり、返済を忘れてしまったりなどで自宅に督促状が届くこともあり得ます。
そのため、万が一、親バレしてしまったときに、堂々とできないような娯楽や付き合いなどの理由やお金を借りる時に嘘をつくのは避けるべきです。
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| この記事の監修者 | 山口みき |
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| 自己紹介 | 金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士や貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。 |
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