お金を借りる相談【Q&A】

30万円貸してくれる人はいる?貸してほしい時の方法や条件・審査や担保・保証人有無、ローンの種類等解説

「30万円貸してくれる人はいる?」という疑問に対して、答えは「いる」です。親や親戚といった身近な人から、勤め先、金融機関など実に様々な人から借入を行う選択肢が存在しています。

特に金融機関から借り入れる際はその商品性に加えて、諸々の条件にも気を付けなくてはなりません。誰でも借入が出来るわけではなく、返済能力や現在の信用情報など審査を通過した人だけが借入出来るのです。

金融機関が提供する商品にはカードローンから目的別ローンまで実に様々なものがあります。自分に合った商品を見つけた上で、返済の計画を練って、借入を実行することが重要です。

この記事でわかること
  • 30万借りる人は事情を説明して親・親戚・友人に相談してみる
  • 30万貸してほしい時でも違法業者や見知らぬ人からは借りてはいけない
  • 30万借りる条件として、審査は嘘偽りなく申告することが必須
  • 30万円借りる時、目的が合致するならメディカルローンやトラベルローンもおすすめ
  • 30万必要な時は従業員貸付制度かクレカのキャッシングを利用
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30万円貸してくれる人

金融機関以外で30万円を借してくれる人には、以下の2つの特徴が考えられます。

  • 親・親戚・友達に借りる
  • 審査・担保・保証人なしで貸してくれる人

金融機関以外でまず思いつくのは親・親戚・友達でしょう。しかし、30万円は大金でもあります。気軽に借りられるものではないでしょう。

審査・担保・保証人なしで貸してくれる人がいたら、絶対に気を付けてください。違法業者である可能性が高いからです。

親や親戚、友達に借りるには少し高額

知り合いに「30万円貸してほしい」と伝えるのはかなり気が引ける行為ではないでしょうか。もし自分がそのようなお願いをされても気軽に貸せないことは分かっていますし、もし貸したとしても本当に返してくれるか極めて不安でしょう。

友人に借りるのは難しいかもしれませんが、親や親戚なら「事情によっては」貸してくれるかもしれません。例えば「大学への入学費」、「入院費や手術費」、そのほか「人生において重要なイベントに関わる費用」であれば、きちんと説明すれば貸してくれる可能性が高いと言えます。

30万円という高額なお金を借りる際の大事なポイントは「あらかじめ条件を明確に定めておくこと」です。返済期限はいつにするか、利子は付くか付かないか、返済期限に遅れそうな場合はどうするか、などです。金融機関と違って契約ではありませんので、相手との信頼関係を前提に約束をして下さい

審査なし・担保や保証人無で30万円をかしてくれる人は闇金?信用しないほうがよい

親・親戚・友人は互いによく知りあっている関係ですので、30万円でも貸してくれるかもしれません。しかし、もし30万円もの大金を貸してくれる見ず知らずの人がいれば気を付けた方が良いでしょう。(30万借りたら利息はいくら?)

もし金融機関を謳いながら「審査なし」や「担保・保証人なし」でお金を貸してくれる業者がいれば、間違いなく違法業者です。いわゆる闇金業者です。法律上、金融機関がお金を貸す際には審査や担保が必要不可欠なことになっています。消費者金融の中には担保/保証人なしの会社(レイクは保証人なし)もありますが、その場合は保証会社が別に付いているため問題ありません。

またインターネット掲示板上でお金を貸してくれそうな人もいます。見ず知らずの人にお金を貸すなんて、どう考えても怪しいと思うでしょう。実際、個人情報が違法行為に利用されたり、保証金と称してお金を騙し取られたりと違法行為は後を絶ちません。

お金を借りる際は、身近な信用できる人か、法律に従う金融機関だけ利用するようにしましょう。

どうしても30万円貸してほしい時の借入方法

お金を借りるなら金融機関を利用するのが一番良い方法でしょう。商品も多様に用意されています。

  • 消費者金融カードローン
  • 銀行カードローン
  • 専用ローン(トラベル/メディカル/ウエディングローン)

お金を借りる方法は、提供する金融機関やその商品性ごとに実に様々なものが存在しています。詳しく見ていきましょう。

有担保でお金を借りる「車を担保にお金を借りる方法」もありますが、金利が高くなるデメリットがあります。

消費者金融カードローンで審査を受けて借りる

お金を借りる際に真っ先に思いつくものといえば、消費者金融ではないでしょうか。コマーシャルなどで普段から目にする機会も多いと思います。

消費者金融というと怪しいイメージを持っている方もいるかと思いますが、そんなことは一切ありません。家族や友人にバレる心配もありませんし、取り立ても法律の範囲内でしか行われません。

消費者金融のカードローンでお金を借りる際に抑えるべきポイントには以下のようなものがあります。

以上の点を踏まえた上で、おすすめの消費者金融を見てみましょう。

プロミスはアルバイトやパート派遣社員も申込み可能

プロミスならアルバイトやパート、派遣社員といった職業の人でも安心して申込が出来ます。金融機関からの借り入れに際して、これらの職業の人々は申込対象者から除外されてしまっている場合もあります。しかし、プロミスなら問題ありません。

ただし、申し込めば必ず利用できるわけではありません。これらの審査を踏まえて「十分な返済能力」を有しているかどうかが確認されます。

そのため、シフトに入る月があったりなかったりと不安定な働き方をしている方は審査に落ちてしまう可能性が高いと言えます。反対に、毎月きちんとシフトに入って継続的に収入を得ているような人は審査に通過する可能性が高いでしょう。このように、アルバイトなどの職業だけでなく、収入の内容も見られるのです。

アコムからの借入はATMから現金引き出しも振込入金もできる

消費者金融でお金を借りる際の懸念点は、ATMの利便性ではないでしょうか。メガバンクや地方銀行といった銀行と違って、消費者金融は自前のATMを全国どこにでも有しているわけではありません。

しかし、アコムならATMで困ることはありません。アコム専用ATMなら、北は北海道から南は沖縄まで、全国47都道府県どこにでも設置されています。

またセブン銀行ATMとも提携していますので、近くにアコム専用ATMがなくても問題ありません。

これらのATMで出来ることは「現金の引き出し」と「振込の入金」です。基本的に24時間365日どこからでもお金を借りて、返すことが出来るのです。

アイフルはWEB申込みで最短20分あれば貸してもらえる

お金が必要なシチュエーションは人によって様々です。来年の大学の授業料が払えない、などの理由であればお金を用意するまでに比較的余裕があります。しかし、給料日まで飲み会が続いて金欠、どうしても購入したい商品があるがすぐに売り切れそう、といった場合は今すぐにお金が必要でしょう。

今すぐにお金を借りたい人であればアイフルを利用すべきでしょう。申込完了後、審査が行われますが、インターネット上で申し込みさえすれば、最短20分で融資まで完結してくれます(申込状況により間に合わない場合あり)。借入に利用するカードも必要ありませんので、その場で借入が可能です。

また、スマートフォンであれば24時間365日取引が可能なのも嬉しいポイントです。

レイクで初めてお金を借りるなら60日間利息0円

消費者金融に関わらず、お金を借り入れる際にネックになるのが利息でしょう。利息は借り入れにかかるコストのようなものであり支払わざるを得ないものですが、なるべく利息負担は減らしたいものです。

消費者金融の多くは無利息期間を設定しています。初回利用者のみが利用できる制度ですが、これを利用すれば、初回契約から一定期間内における借り入れに対して利息は一切発生しません。

レイクの無利息期間は60日間と特に長いことで知られています。通常の消費者金融は30日程度ですので、実に倍です。

60日間もあれば、お給料などを利用して借り入れた金額を返すことも容易ではないでしょうか。もし無利息期間が終了したとしても、この期間内の利息が請求されることはありません。どちらにせよお得に借り入れが出来ることは事実です。

銀行カードローンで低金利で融資を受ける

審査に自信がある方は銀行カードローンの利用も検討しましょう。

さきほどのアイフルの例でも見ましたが、消費者金融は審査に時間をかけない分、比較的審査に通過しやすい傾向にあります。

一般的に銀行の審査は厳しいと言われており、審査にしっかりと時間をかけます。結果が出るまでに1週間ほどかかるケースも珍しくありません。しかし、その分借入の際の利息は低く設定されている場合がほとんどです。

上限金利を比較すると、銀行カードローンは14%ほど、消費者金融のカードローンは18%ほどと言われています。上限金利だけでも4%も違います。

今すぐにお金を借りたい人には向いていないかもしれませんが、少しでも利息負担を減らしたい場合は銀行カードローンを利用しましょう。

目的が決まっているなら専用ローンで借りる

目的型ローンとは、名前からわかる通り、借り入れたお金の利用目的がはっきりと定められているローンのことです。今回は以下のように3つのトラベルローンを紹介します。

  • トラベルローン
  • メディカルローン
  • ブライダルローン

トラベルローンは旅行費用、メディカルローンは医療費用、ブライダルローンは結婚費用にそれぞれ利用可能なローンです。

トラベルローンで国内・海外旅行費として借りる

トラベルローンが適用される旅行は国内に限りません。海外旅行にも利用できます。大学生の卒業旅行や、社会人が長期休暇を利用するバカンスなど、様々な旅行費用が対象です。

トラベルローンを扱っている会社は金融機関だけではありません。旅行代理店でも取り扱いがあります。旅行代理店で旅行プランを作成してもらい、そのままトラベルローンを契約する、という利用の仕方もあるようです。

一番気になるポイントは「金利」だと思いますが、ここまで紹介してきたカードローンに比べると低めに設定されています。例えば楽天銀行のトラベルローンだと「11.5%」です。HISのものだと支払い回数にもよりますが、12回払いの一般金利で「11.97%」です。

メディカルローンで入院費、人間ドッグ、虫歯の治療で借りる

保険適用外の場合や、適用されても医療費が高額で支払えないといった場合は「メディカルローン」を利用しましょう。

医療費を支払う際、基本的には医療保険を利用するかと思います。ですが医療保険は適用対象となる医療行為が限定されており、必ずしも医療費が安くなるわけではありません。

利用可能な医療行為は幅広く設定されています。以下はほんの一部の具体例です。

  • 人間ドッグ
  • 虫歯の治療
  • 先進医療
  • 不妊治療
  • レーシック

ブライダルローンで結婚式や披露宴、指輪の代金を貸してもらう

結婚式にかかる費用は、平均約360万円と言われています。結婚する人の大半は20代~30代と言ってよいかと思いますが、20代の日本人の年収の平均額が約340万円ですから、30代で約440万円です。年収のほとんど同額が結婚するだけでかかってしまうのです。

このような背景から、結婚する際にはブライダルローンを組むことが多いのではないでしょうか。

ブライダルローンの利用限度額は300万円~500万円に設定されており、平均的な結婚資金を賄うことが出来ます。適用金利も4%~7%で設定されているため、そこまで大きな負担を負わずに返済していくことが可能です。

ブライダルローンと検索すると「後悔する」・「やめておいた方が良い」などの言葉が見受けられます。しかし中身をよくよく見ると、審査もきちんとしており、金利も低く、むしろ良い商品性を有していると言ってよいのではないでしょうか。ただし、あくまで計画的な返済プランを検討した上で利用しましょう。

30万円を借りる条件:消費者金融・銀行カードローン

消費者金融と銀行でカードローンを契約する際に重要となる条件は4つあります。

  • 返済能力
  • 総量規制の範囲内
  • 審査
  • 信用情報

これらの条件は貸付側と借入側双方が健全な取引を行う上で何より重要なものになります。無理な借入を行っても自分の首を絞めることになるだけです。具体的に見ていきましょう。

安定した収入、返済する能力があること

お金を貸す側にとって一番のリスクは「貸したお金が返ってこないこと」です。そのため、「十分な返済能力があるかどうか」が何より重要なポイントになります。

では返済能力はどのような基準で判断されるのでしょうか。実は明確な基準があるわけではなく、借入希望額・勤め先・勤続年数・年収・性別・年齢など様々な要因によって複合的に決定されます。

勤め先は起業直後の会社より長年経営が安定している企業の方が良いでしょうし、勤続年数は長い方が評価されます。月々の収入にばらつきがあるよりは、一年間を通して安定して収入を得ている方が安心感があるでしょう。年収に対して貸し入れ希望額が多すぎると、審査に不利な要因になるはずです。

総量規制内の借入であること

金融機関がお金を貸す際には、年収の3分の1以上の貸付を行ってはいけないというルールがあります。貸金業法に従う消費者金融においては「総量規制」がこれに当たります。銀行法に従う銀行には総量規制はありませんが、これに準ずる独自ルールを設けており、内容はほとんど変わりません。

このように、金融機関から借入を希望する際は、他社も含めて総借入金額が年収の3分の1に収まるように気を付ける必要があります。

例えば、年収1000万円の人は約333万円まで借入が可能です。

利用者の現在の借入情報は信用情報に記録され共有されますので、3分の1に達した時点で一時的にお金を借りたいとしても、どこからも借入を増やすことは出来なくなります。増やしたい場合は一度返済をしてから、再度借入を行いましょう

審査は必須、嘘や虚偽申告をしないこと

返済能力について説明した際に「審査」について触れましたは、この審査は絶対に行われます。審査不要で貸し付けをしてくれる金融機関はありませんし、もしあれば違法業者ですので利用してはいけません。

また審査の際には必ず正直な内容で申告をしましょう。審査に通りやすくしたいがために年収や勤務先、年齢、現在の借入状況などを偽って申告する人がいますが、必ずバレてしまいます。例えば勤務先へは在籍確認の電話が行われますし、年収は証明書類を提出させられます。借入状況や基本属性などは信用情報で簡単にチェックされてしまいます。

もし虚偽の申告がバレた場合、審査には絶対に通りません。(カードローン審査・契約後で年収に嘘をつくとどうなる?ごまかすペナルティやデメリットとバレる理由等解説)

信用情報を調べた時に金融事故歴がないこと

過去に金融事故を起こしていると、審査に通る可能性はグッと下がってしまうでしょう。金融事故の経歴の有無は、その人の信用力を表していると考えられるからです。

では金融事故にはどのような行為が当てはまるのでしょうか。

  • 支払いの遅延
  • 遅延が続いた結果、強制解約

上記のように、基本的に本来の支払い期限を過ぎても支払いを行わないと信用情報に傷が付くと言われます。過去の支払いの滞納をした経験のある人は、今後も同じことをする可能性があるため、金融機関からは敬遠されることになります。

滞納を続けても債務は消えません。支払いはきちんと行うように気を付けましょう。

審査がどこにも通らない時に30万円を貸してもらう方法

ここまで見てきて分かるように、金融機関からの借り入れには審査が必ずあります。もしお金を借りたい時に審査に通らないようであれば、他の方法で借入を検討しましょう。

  • 従業員貸付制度
  • 契約済みのクレカのキャッシング

以上の方法は審査不要で借入が出来ます。従業員貸付は勤務先の福利厚生制度ですし、契約済みのクレカであれば新たな審査は不必要だからです。

会社の従業員貸付制度を利用する

福利厚生のしっかりしている企業に就職している方であれば、従業員貸付制度を利用してみましょう。自分の働いている会社からお金を借りるのは少々気が引けるかもしれませんが、メリットが多い制度ですので、ぜひ検討してください。

  • 審査が簡単
  • 金利が低い
  • 返済方法が楽

すでにその会社で働いている人に対して貸し付けされますので、審査はそこまで厳しくありません。金融機関とは異なり、経理部が審査を行いますので信用情報が見られることもありません。

金利も1%~2%と超低金利に設定されていることが多く、返済方法は給与からの天引きなのでこちらは何もする必要がありません。

既に契約しているクレカでキャッシングする

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠の2つがあります。キャッシングをすれば、現金の借り入れが可能です。すでに契約済みのクレジットカードがあれば試してみましょう。

クレカのキャッシングは返済方法に気を付けましょう。ショッピング枠と異なり、リボ払いによる返済しか出来ないことが大半です。リボ払いは月々の返済金額が少額になるためお得に見えるかもしれませんが、返済総額は増えてしまいます。

ですが、新たに審査を受ける必要がないというメリットがあることは事実です。リボ払いだからといって安易に借入金額を増やすことはせず、リボ払いはデメリットしかない状態を避けるためにも計画的な利用を心がけることが重要です。

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この記事の監修者 山口みき
自己紹介 金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。
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