これから新しい学び場で勉強する事が決まったのに、専門学校の入学金や学費が払えないなんて事もあるかもしれません。
子供のやる気とお金はまた別の問題ですから仕方がないこともありますが、そんなときにどうしたらいいのか？
前もってお金なども準備が出来ていれば良いですが、急な出費という事でお金のやりくりに苦労する方もいらっしゃいます。
今回は専門学校の入学金が払えないときの対処法や、学費が払えない、払えるのに間に合わない時や払い忘れなどの困った時にどうすれば良いのかをご紹介します。
- 専門学校の学費が払えない時は学校に相談して対策する
- 専門学校の入学金は奨学金が間に合わないので早めに準備が必要
- 専門学校の入学金が払えない時は消費者ローンで借入する
- 専門学校の学費は払うならアルバイトをしよう
- 専門学校の入学金の支払いは教育ローンや学生ローンで可能
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専門学校の入学金・学費の支払うタイミングは合格が決まってから約1週間
専門学校への進学が決まってやることと言えば入学金の支払いになります。
大学でも専門学校ででも入学が決まったら支払いが必要です。
この入学金の支払いですが、入学してからではありません。
入学が決まる、つまり専門学校に合格してから1週間以内に支払わなければならないことがほとんどです。
しかし、入学準備でバタバタしていたり、払い忘れることも有るかもしれませんし、入学金が足りないということもあるかもしれません。
そのような時はどんな対処をすれば良いのかをご紹介します。
払い忘れの場合はすぐに専門学校に相談する
専門学校に合格して入学金を支払わなければならなかったのに、つい払い忘れてしまった。
もしくは払え無かったということもあるかもしれませんが、そういうときはすぐに専門学校に相談してください。
専門学校に相談すると何かしらの解決策を教えてくれるはずです。
学生が折角専門学校に合格したのに、入学金が払えないという理由で勉強が出来ないのは可哀相です。
専門学校側もそういった対応には慣れているでしょうし、その人にあった対応をしてくれるはずです。
専門学校の入学金は学校にもよりますが、大学などに比べてもそれほど高くはありませんし、20万～50万程だと思いますが、それでもまとまったお金を用意するのは大変です。
専門学校にはきちんと入学金を払う意志があることと、誠意を見せて相談してください。
奨学金は入学後になることが多く入学金には間に合わないので計画的に
専門学校への入学が決まり、入学金が必要になるのはじつは合格した1週間後ぐらいということで、入学する時に用意するのでは間に合いません。
また奨学金を入学金に充てようと思っている人もいるかもしれませんが、奨学金はすぐに借りられる訳では無いので注意が必要です。
奨学金を借りる為には色々な手続きが必要になり、審査もありますので専門学校に合格して1週間以内に入学金を払うという事を考えても、奨学金で入学金を払うのは無理です。
そのため、自分の子供が専門学校を受けると分かった時点で、親としては入学金や学費の準備をしておかなければなりません。
専門学校を受けると分かった時点というか、もっと前に準備することが必要です。
今の日本は大学や専門学校に行くのが当たり前みたいなものですから、子供が生まれた時点で計画的にお金を貯めることが必要です。
学資費用ということで、色々な貯蓄をしておかないと後々後悔する事になります。
子供が小さいときの方がお金は貯めやすいので、子供が高校生などになる前に前もって専門学校、大学の学費を用意しておくのも良いです。(高校入学金(公立・私立)が払えない時)
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専門学校の入学金・学費が合格後に払えない時の対処法
専門学校に合格したあとにする事は、入学金を支払うことです。
その後には学費の支払いも必要になりますし、学費は専門学校によっては2年3年4年など違いがありますが、年数が長ければそれだけ学費もかかることになります。
そんな入学金や学費を合格後に払え無いときにはどうすれば良いのか？
専門学校への相談や、お金を借りる方法を探さなくてはいけないことになります。
お金を借りるといっても方法は様々で、身内の人に借りる場合や、消費者金融を利用する場合などもあります。
もしくはガラッと考え方を変えて、休学してお金を貯めてから通う方法や、最悪だと専門学校へ行くのをやめると言う考えもあります。
どの方法が良いのか？どんな方法であれば有効なのかをご紹介します。
足りない時は専門学校に相談し、分納・延納の相談をする
専門学校への入学金や学費・授業料が足りない時は、専門学校に相談し、分納や延納を相談してみる方法もあります。
専門学校側も合格した生徒を学費や入学金が足りないという理由で、進学を辞めさせるのも忍びないと考えます。
そういう場合は、専門学校側としても色々と相談に乗ってくれるはずです。
一括で払えないなら分割をお願いしたり、入学金の期限に間に合わないのなら、伸ばしてもらうという方法もあります。
これは専門学校側の判断なので、出来るかどうかはわかりませんが、とりあえず相談しないとわかりませんし、確認する価値はあります。
子供のためにもできる限りの事はやってください。
親や祖父母・親戚にお金を借りる
専門学校に合格したけど、入学金が払えない、学費が払え無いときには、親や祖父母・親戚など身内にお金を借りるというのも方法です。
専門学校に合格したと言うことは、それだけやる気はある、勉強する意志はあるわけで、それをお金がないからと言う理由で諦めるのは悔しいです。
それは本人もそうですが、親だってそう思っているはずですし、愛する子供のために頑張って専門学校に通わせたいという願いはあります。
そのため、親へお願いするというのは選択として間違えていないです。
他に親がダメなら祖父母という選択肢もありますし、祖父母も可愛い孫のためならとお金を貸してくれるかもしれません。
また両親も祖父母もいないという人であれば、親戚を頼るという方法もあります。
いずれにせよ、あなたは借りる立場ですし、しっかりと頭を下げて誠心誠意お願いするというのが大事です。
また両親や祖母、親戚から借りる場合は利子が付かない可能性も高いとうメリットもあります。
消費者金融よりも安く借りる事ができるでしょうし、頑張って借入をお願いしてください。
消費者金融のカードローンでお金を工面する
専門学校に入学が決定しているのに、入学金や学費が払えない時にお金を借りる方法ですが、消費者金融のカードローンでお金を工面するという方法もあります。
消費者金融カードローンの特徴は最短即日融資が可能な事です。
銀行などよりもとても早く借入が可能なので、すぐにお金を用意しなければいけないときに重宝します。
また担保や保証人が不要で、実店舗に行かなくてもネットで申し込みから融資までも可能というのもメリットです。
但し、金利は銀行などよりも高めになりますので、早めに返済をするような計画を立ててください。
入学金が払えないと言うときなどは、切羽詰まっている状態だと思いますし、そうなると消費者金融のカードローンしか選択肢がない可能性もあります。
学生ローンや奨学金などは申し込みから審査、そして融資までの時間は結構かかりますし、本当にすぐにお金を借りるなら消費者金融のカードローンにしてください。
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アルバイトをして働きながら通う
専門学校に通えるようになったのに、入学金や学費が払えないときの対処法ですが、アルバイトをして働きながら通うと言う方法もあります。
これはとても大変かもしれませんが、それこそ遊ぶ暇はないですし、真面目に学校とバイトを両立しなければいけません。
しかし本来は勉強するために専門学校へ行くはずですから、問題はありません。
またバイトといっても色々な種類がありますが、将来役に立つバイトなども有りますし、人生経験としてアルバイトをする事も良いことです。
ただし、アルバイトがメインにならないように長く続くアルバイトを探すのも有りです。
お金を稼ぐ事がメインになって、専門学校に行けなくなると本末転倒なので気をつけてください。
入学しない・退学して就職をする
専門学校の試験に合格して通えるはずだけど、入学金が払えない、または学費が払えそうにないというときのあまり良くない方法としては、入学しない、退学して就職をするという選択肢もあります。
とはいえ、専門学校に行きたいからこそ試験を受けたのでしょうし、せっかく合格したのに行かないのは勿体ないという人もいるかもしれません。
しかし、お金が無くて行けないという人もいるでしょうし、それは仕方が無いとも言えます。
また通っていたけど、学費が払えなくて退学する事もあるかもしれません。
退学して就職するという道も自分で決めることですし、自分がもう充分勉強した、もしくはこれ以上勉強しても意味が無いというのであれば、問題はありません。
言える事は自分で決めた道なので、後悔しないようにして欲しいと言うことです。
休学して働いてお金を稼いでから復学する
専門学校の入学金や学費が払えない時の対処法ですが、思い切って休学して働いてお金を貯めてから復学するという方法もあります。
入学する前から「どうしてもお金が足りない」と分かったら、1年間休学し学費を稼ぐという方法が得策です。
実家に住んでいるのなら1年間で100万円を貯める事も可能でしょうし、もっと頑張れば200万円ぐらい稼げるかもしれません。
親から借りる、祖父母から借りるというのはプライドがあって許さないと言う人や、自分の力でやってみたいという人には休学して稼ぐと言うのも良い方法です。
専門学校を卒業するまでの時間は確かに遅くなりますが、若い時の1～2年はそれほど問題ありません。
しっかりとお金を貯めて、学費の心配が無くなったら復学し勉強に集中した方がより勉強する気持ちになるかもしれません。
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未成年の学生が自分名義でお金を借りれるのか？
専門学校に合格したけど入学金や学費が払えないと心配になり、未成年の自分がお金を借りられるのか不安という人もいるかもしれません。
未成年ではお金を借りることが出来ないと思われていますが、じつは未成年でもローン契約は禁止されているわけではなく、民法で制限されているだけです。
民法では、未成年がお金を借りる場合には原則として両親の同意が必要と言うことです。
なので、親に相談するか親名義で借りるという方法になります。
未成年出会っても親権者の同意があれば自分名義のローン契約が出来ますので、そちらをトライしてください。
つまり親に内緒でお金を借りることは出来ないという事ですし、しっかりと親に相談し話し合いをしてから借りるようにしてください。
専門学校の入学金・学費がなくて前もって借りるなら
専門学校に合格したけど入学金や学費が払えないと分かった時は、前もって準備をしてください。
ここで紹介する物はすぐに借りる事は出来ませんし、時間がかかるので早めに申し込む事が必要です。
奨学金制度が有名ですが、給付奨学金と貸付奨学金というのもあり、違いもあります。
他にも国の制度を使ってお金を借りる方法や、国や銀行の教育ローン､学生ローンや新聞奨学金など、入学金、学費がなくても専門学校へ通える方法、お金を借りる方法をご紹介します。
国の奨学金制度(日本学生支援機構)を利用する
専門学校の入学金、学費が無いときに利用できるのが国の奨学金制度（日本学生支援機構）を利用する方法です。
専門学校生の約40％が奨学金を利用しているという報告もありますし、メジャーな選択肢だと言えます。
奨学金は家庭の事情などによって経済的な余裕がなく、進学にお金が必要な学生に向けての学費の付与や貸与を行う制度になります。
そんな奨学金ですが、給付奨学金と貸与奨学金の2種類があります。
- 給付奨学金：返済する必要がない奨学金で、とても魅力的な制度ですが、受給資資格が厳しく採用人数が少ないという特徴があります。
- 貸与奨学金：学費を借りる奨学金制度なので、返済が必要になります。在学中は返済する必要はありませんが、卒業後に返済をすることになります。また、貸与奨学金の中でも利息がつくものと、利息がつかないものがあります。
奨学金制度を利用するためには、世帯収入のほかに学生の成績も関係してきますので、注意が必要です。
また奨学金を継続利用するためには継続願いを提出する必要もあり、成績が悪かったり留年などすると奨学金が停止、若しくは廃止なんて事にもなりかねませんので、しっかりと勉学に励んでください。
国の制度を使ってお金を借りる
専門学校の入学金や学費が払えない場合にお金を借りる方法ですが、国の制度を使うという方法もあります。
以下に2種類の国の制度がありますので、ご紹介します。
| 制度の種類 | 特徴 |
|---|---|
| 母子父子寡婦福祉資金貸付金 (就学支度資金・修学資金) |
配偶者のいない母子家庭・父子家庭・寡婦が対象で、お金を借りられる制度で無利子（保証人あり）・保証人無しでも借入可能。 |
| 生活福祉資金貸付制度 | 低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的に支えてくれる制度で連帯保証人がいれば無利子、連帯保証人がいない場合は年1.5％。 |
どちらも大変便利な制度なので是非利用して欲しいです。
保証人がいれば無利子で借りられるという特徴も同じですし、保証人がいなくても金利が低く借りられるのも特徴です。
どちらも審査はありますので手続きを済ませてご利用ください。
国の教育ローン(日本政策金融公庫)を使ってお金を用意する
専門学校に合格したけど入学金や学費が払えないときは、国の教育ローン（日本政策金融公庫）を利用してお金を用意するやり方もあります。
この教育ローンは幅広い世帯年収の家庭をサポートしていて、家庭の状況に応じて金利・返済期間・保証料の優遇などがあります。
また年収が多い方でも子供が多い等といった場合には融資を受けることもできます。
固定金利1.65％で最長15年の長期返済も可能で、350万円まで利用可能です。※一定の要件に該当すれば450万円まで可能
国の教育ローンは1年中いつでも受付していますので、早めに申し込むようにしてください。
必要時期の2～3ヶ月前が申し込みの目安になりますが、できるだけ早めの良い良いです。
合格発表の時期は申し込みが集中することも考えられますし、早め早めの申し込みをしてください。
銀行の教育ローンでお金を借りる
専門学校に合格したけど入学金、学費が払えないというピンチの時に頼りになるのは銀行の教育ローンです。
どこの銀行でも取り扱っているほどの人気の教育ローンですが、銀行の教育ローンは申込み後、数日から2週間ほどで受け取る事が可能です。
奨学金の支給は基本入学後なので、それまでに間に合わない入学金や前もって収める学費のために教育ローンで借りるという人も多いです。
教育ローンは国でやってるのが一番金利も低いですが、とても審査に厳しく融資までの時間がかかるのがデメリットです。(必ず借りれる教育ローン)
都市銀行や地方銀行でも教育ローンは扱っていて、金利も安いのもありますし、金利は固定から変動まで様々な種類があるのも特徴です。
また国の教育ローンよりも民間銀行の教育ローンの方が500万円～1000万円と借入限度額が高いです。(1000万円借りたい)
他にも必要な時にその都度利用が出来るカードローン型を用意している銀行ローンもありますので、利用の幅が広いのも特徴です。
学生ローンを組む
専門学校への入学金や学費に困ったら学生ローンを組むという選択肢もあります。
学生ローンの特徴は、学生本人が借りる事が出来るという点で、親に相談せず自分の意志で借入出来るのが特徴です。
未成年でも借りられる所もありますし、学生ローン専門の会社もあるので、有効的に利用して欲しいです。
しかし学生ローンで多い自由返済方式は、毎月利息だけ払えばOKというとても楽な支払い方法も選べるのが嬉しいのですが、それですと全然元金が減らずに返済期間が長くなると言うデメリットもあります。
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新聞奨学金制度を検討する
専門学校に払う入学金や学費がないと言う場合に考えて欲しい方法が、新聞奨学金制度です。
新聞奨学金制度は奨学会が学校に学費を立て替えてくれる代わりに、新聞配達でお金を払うというシステムです。
普通の奨学金制度は、専門学校を卒業してから返済していきますが、新聞奨学金制度は在学中から返済出来るというメリットがあります。
また、新聞奨学金制度の奨学生になると、販売店の建物内や周辺に無料の個室を用意してくれるなどの恩恵もあるのも特徴です。
就職してからお金を払う必要が無いのがメリットですが、学生時代は早起きなどの苦労もありますので、注意が必要です。
それでも親の力も借りずに自分だけの力で学校に通うという経験は素晴らしいですし、今後の人生の励みにもなりますので、一度はチャレンジして欲しいです。
他にも新聞奨学金制度を利用している学生は、就職活動に有利といわれているし興味のある人は頑張ってください。
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| この記事の監修者 | 山口みき |
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