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子供の歯科矯正のお金がない時はどうする?対処方法や相場・安くする方法やデメリット等解説

毎日、顔を合わせて一緒に食事をする我が子の歯並びが悪いと案外気になるものです。大きくなるにつれて子供本人でも自分の歯並びを気にして悩むということも考えられます。

食事をするのに不自由があるような歯並びでなくても、表情に関係したり、見た目の美しさに影響を及ぼすと思うと、やはり歯科矯正を行って治してあげたいなと思うのが親の気持ちです。

しかし、歯科矯正をするには期間が長く必要で、費用も高くかかります。

歯科矯正はやってあげたいけれど、費用の点などから考えて行うことを迷っている保護者もいると思います。

そこで、子どもの歯科矯正に踏み切るべきか決定する際の参考にできるように、歯科矯正を行う時期、治療法、メリット、デメリット、治療費の目安治療費の捻出方法などご紹介します。

この記事でわかること
  • 子供の歯科矯正は永久歯が生え始めたら行う1期治療と永久歯が生えそろったら行う2期治療がある
  • 子供の歯科矯正のお金がない時はクレジット払い、デンタルローンなど分割払いを利用する
  • 子供の歯科矯正費用を抑えるには医療費控除を申請し、所得税を抑える
  • 子供の歯科矯正の支払いには全費用を治療前に支払うトータルフィー制と処置ごとに支払う処置別支払制がある
  • 子供の歯科矯正は症状や矯正装置の使用法によって費用に差が出る
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【目次】このページ先読み

子供の歯科矯正のお金がない時の対処方法はどうする?

歯並びが悪いのは病気や怪我ではないので保険診療というわけにはいきません。自由診療で高額となるので家計を圧迫することは避けられません。

そのための費用を捻出するためには、お金が貯まるまで待つのも一つの手ですが、歯列矯正の時期を逃してしまうかもしれません。

その他、孫を溺愛する祖父母に頼み込む、支払いを分割にしてもらったり、ローンを組むなど様々な方法が考えられます。

歯科矯正にかかるお金が作れなくて、せっかく始めた治療を途中でやめざるを得ないということが起きるかもしれません。

なるべく、借金のリスクを抱えず、生活を圧迫しない資金調達法を見つけて、歯科矯正をきれいな歯並びの笑顔で終了したいものです。

お金が貯まるまで待つ

歯科矯正はどうしても高額の治療費がかかります。そのため、歯科矯正をしたいと考えてから、計画的に資金を貯めていけばいいとも考えられますが、歯科矯正に最適な時期は限られています。

歯科矯正を始める時期はケースによって違います。幼いうちから始めた方がいい治療もあります。治療の最適時期があって、その時期に行わないと、上手くいかなかったり治療が長引く場合もあります。

そう考えるとお金が貯まるのを待っていては、治療に悪影響があるとも考えられます。

歯科矯正を始めようと考えている場合は、歯科医院に行って相談し、始めるのに最適な時期や治療期間、費用などを聞いてお金を用意するメドを立てるといいでしょう。

祖父母から援助をしてもらう

子育て中の親はまだまだ車や家のローン、子供の教育費などにお金がかかり、家計も切り詰めてぎりぎりの生活をしていると推測されます。

そんな状態の家計では歯科矯正をしてあげたくても、または子供が希望してもなかなかその願いを叶えてあげることができません。

それに対して祖父母はローンなどに追われることもなく、出費も限られてくるので資金を援助する余裕を持っているかもしれません。

祖父母に、孫が歯並びに悩んで気持ちも暗くなりがちであるなど理由も率直に話して、歯科矯正をしたいと思い切ってお願いしてみるのも一つの方法です。

歯科矯正について知識のない祖父母には、内容をよく説明し、かかる費用も示して説得してみましょう。

今後、お金に余裕のできた時に返済すること、本人が働き始めたら少しずつ返していくことなど真摯に話してみます

可愛い孫のためだと思えば、少し無理な費用でも用意してくれる可能性があります。

デンタルローンを組む

保険がきかないなどの理由で治療費が高くなって支払いが難しい場合に利用するのが、デンタルローンです。

デンタルローンは銀行などの金融機関で扱っているので、治療に高額な費用がかかるので行うこと迷っている場合には検討してみる価値があります。

デンタルローン歯の治療目的のみにしか利用できないローンで、事前に見積書を出して審査に通過した場合に利用することができます。

扱う金融機関によって、金利や限度額、返済期間などが違っています。

デンタルローンを視野に入れている場合は、自分の家計に合ったお金の借り方のできるローンを選ばなければなりません。

銀行のカードローンなどと比較して、デンタルローン金利が低いのですが、審査は厳しいものとなっています。

また、金利が低くても、返済期間が長ければ結果的に利息の総額が大きくなってしまいます。

借入金額が事前に決まっています。追加で融資を受ける場合には、また審査が必要など、難しくなっています。

その他、歯科医院が信販会社などと提携しているローンもあります。歯科医院、信販会社、患者の3者で契約を結びます。申し込みは歯科医院の窓口で行うことができます。

歯科医院の提携ローンの金利は5%前後です。金融機関と患者の間で契約する場合は2.5~8%の金利で、銀行や借入者の状態によっては銀行のローンの方が審査は厳しめですが安く借りられるケースもあります。

ローンが契約できれば治療は安心して開始できますが、必ず返済は行わなければならないということはしっかり自覚していなければなりません。

支払方法を一括ではなく分割にしてもらう

歯科医院によっては、一括で支払うのが困難な時、分割払いにしてくれる場合があります。

通院した時、治療ごとに一定金額を支払っていきます。

クレジット払いやデンタルローンより、金利や手数料などを低くしてもらえる可能性があります。

無利子で分割に応じてくれる歯科医院もあります。また審査をしない場合が多く、その歯科医院独自の方法で分割に応じてくれます。

分割での支払いは治療の終了までの間に支払い終えるようにします。

治療を受ける医院を選ぶ時に、分割払いに応じてくれるところを事前に探して、その医院での治療を選択するということも、経済的な問題を解決する手段となります。

クレジットカード払いで支払い分割払いにする

歯科医院の支払いにクレジットカードが可能な場合は、それを利用して分割払いにする方法があります。

しかし、クレジットの分割で支払う場合の金利は12~15%です。一括払いに比べてかなりの利息を支払うことになります。デンタルローンよりも金利は高めです。

しかしクレジットカードを所有しているということで審査はありません。

クレジットカードのポイント還元など特典もありますが、分割回数は最大で24回です。毎月の支払いが高くなる場合もあります。

またクレジット支払いに対応していない歯科医院もあるので、予め確認することが必要です。また、クレジットカードの支払いに遅れるとどうなるのか、デメリットも理解しておく必要があります。

消費者金融でお金を借りる

消費者金融のカードローンは審査はあるものの、借りるまでに時間がかかりません。

また、借入途中に増額してさらに借りることもできます。

デンタルローンの様に借りたお金を、歯科治療のためだけにしか使えないという制限もありませんし、使用目的を明らかにしなくても利用可能なのです。

しかし、デンタルローンなどに比べて金利が高めです。長い期間をかけて高額な治療費を返済していくには利息がかなり大きくなります。

歯科治療でカードローンの利用が効果的なのは、治療費で工面しなければならない金額が少額である時、または、次のボーナスで支払いができるなど借入期間が短い場合です。

カードローンで無利息サービスがある場合やポイントが付くこともあります。それを上手く利用できるような借入ですむ場合は、申し込み手続きも簡単で時間がかからないカードローンを治療費の調達に利用することはメリットがあります。

子どもの歯科矯正にかかる費用の相場(一例)

子どもは成長段階にあるので、歯科矯正の方法や治療期間もケースバイケースで一概には言えません。

一般に子供の歯科矯正は1期治療2期治療に分けて行われます。

1期治療で終了となる場合と、それ以降の2期治療まで継続される場合があります。又は症状によっては2期治療から始める場合もあります。

歯並びの状態、使用する装置の種類、交換回数などにより費用も様々です。

歯科医師が推奨したような器具を指示通りの時間装着しないと、歯科矯正の効果が出にくいこともあります。指示通りにしないと装置を付け直必要が出たり治療期間が延長されるなど、ますます治療費が加算されてしまうことにもなりかねません。

長期間の治療となるのでどんな治療を施して、費用はどのくらいかかるのかなど歯科矯正を始める前によく説明してもらい、納得して始めることが大切です。

「1期治療」は200,000円~400,000円

1期治療とは永久歯が生え始める6歳ごろから始めて12歳ぐらいまで行う治療のことです。

1期治療のみで、その後の歯科矯正の要らない歯並びになることもあります。

歯科矯正は2期治療から始めるケースもありますが、予め1期治療を受けることによって2期治療が簡単な治療だけで終了し、金額的な負担もないという場合もあります。

1期治療は顎の成長に合わせて行われ、舌が上手く使えて、正常な位置に永久歯が生えてくるような治療を中心に行います。

1期治療は数年で治療が終わる場合が多く、治療期間や使用する装置よってかかる費用は200,000円~400,000円ほどと言われています。

この時期の治療には床矯正装置マウスピース拡大装置などを症状に応じて使用します。

「2期治療」は300,000円~1,000,000円

2期治療となると成人の歯科矯正と同じような矯正が行われます。

行われる治療としてはワイヤー矯正マウスピースを装着した矯正が中心で、噛み合わせや歯並びを矯正していきます。

どの程度の症状か、どの程度まで矯正するかによって矯正装置を選ぶこともできます。

例えばワイヤーによる矯正でも表側ワイヤー裏側ワイヤーがあります。裏側ワイヤーの方が治療していることが目立ちにくいという長所がありますが、その分、治療費は高くなります。

マウスピースもメーカーによって価格が違います。また、全顎、奥歯まで含む歯列全体のマウスピース、前歯中心の部分的なマウスピースなどによっても価格に違いが出てきます。

このように、2期治療にかかる費用は症状と治療の程度によって幅がありますが、一般的に300,000円~1,000,000円ぐらいかかるといわれています。

歯科医師の説明を聞き、質問するなどして、どこまで矯正するかなどを検討し、自分の子に見合った治療をしてもらい金額も納得のいく治療で行うことが大切です。

治療装置 相場
マウスピース 1万円~3万円
表側ワイヤー矯正 15万円~100万円
裏側ワイヤー矯正 30万円~150万円

外科手術が必要となる場合にはプラス30万円~50万円

一般的な矯正治療だけでは歯並びがよくならない場合は外科手術を行うことを勧められます。外科手術後、顎の形状と歯並びの治療を並行して行い、噛み合わせや骨格のゆがみを治していきます。

一般的に外科矯正治療は口腔外科で行いその後、歯の矯正治療を行うことになります。

外科手術が必要なのは顎のずれが著しく悪い顎変形症などの場合で、1~2週間の入院が必要で通常の矯正治療に加えて保険適用の3割負担でも30万円~50万円の費用が必要となります。

このように症状が重い治療には保険が適用になる場合があり、さらには高額医療費制度の対象にもなります。

外科的治療を受ける場合には口腔外科を受診し、手術前の治療、術後の矯正、その後の観察など時間もかかります。

費用も手術や入院期間によって個人差があります。

子供の歯科矯正費用は原則保険適用外だけど安くする方法

歯科矯正はたいていの場合、保険適用外であるので、高額な費用がかかります。そのため治療を躊躇してしまう親もいます。

少しでも治療費の負担を軽くしてかつ、きれいな歯並びを手に入れるための方法を探って、利用できる制度は全て活用していく必要があります。

医療費控除高額療養費制度の対象にはならないか、保険の使える治療を目指せないかなど、いろいろ調べて家計の負担を減らさなければなりません。

保険で行える治療が一部分でもあれば子供医療費助成制度を利用して治療費負担を軽くすることができます。

矯正治療を始める前に、どんな治療にどれくらいの金額がかかるのか、期間はどのくらいなのか、費用を抑える治療法はないのかなどいろいろな角度から検討することが大切です。

医療費控除を受ける

子供の歯科矯正費用は医療費控除の対象となります。

歯科医院で支払った治療費や薬代、矯正装置などは保険適用外の治療でもこの対象となります。歯科矯正で外科的治療となった場合は入院費やその間の食事代なども含まれます。

医療費控除とは総所得額が200万円以上の人は支払った医療費などが10万円を超えた場合、超えた分が医療費控除の対象となります。

総所得額が200万円以下の人は総所得の5%を超えた分医療費控除の対象となります。

医療費控除の対象となる場合は、確定申告書と医療費控除の明細書を記入して税務署に提出します。その他、本人確認書類と医療通知書(医療費のお知らせ)を一緒に提出します。

確定申告したら、1か月~1か月半ほどで還付金を受けとることができます。

参照:医療費を支払ったとき|国税庁

高額療養費制度を使う

高額療養費制度は病院や薬局で支払った金額が1か月(月初めから末まで)分で上限をを超えた場合にその超えた金額を支給する制度です。

この制度は保険診療のみ適用となります。一か所の医療機関で医療費の自己負担額が上限額を超えなくても、同じ月のその他の医療機関の医療費の自己負担額と合算することはできます。

保険適用以外の治療にはこの制度を使うことができません。

外科的手術が必要となる治療については、保険診療となり高額療養費制度を利用することができます。その場合の手術や入院費についてはこの制度を使うことができるのです。

歯科矯正のうち高額療養費の対象となるのは顎変形症の場合が代表的で、手術をしないと治療できない場合です。

高額療養費制度を利用するには治療の領収書、保険証、印鑑、通帳などを用意して、健康保険証を発行している(例えば、協会けんぽ)に申請します。

保険がきく矯正もある

歯科矯正のうち厚生労働省が定めた特定の条件を満たした症例については保険の適用になる場合があります。

先天性異常、顎変形症、永久歯萌出不全に起因した咬合異常は保険適用の治療となります。

厚生労働省で認定された医療機関で診察を受け、歯科医師が治療が必要であると判断した場合にしか保険の扱いを受けることができません。

矯正歯科治療が保険適用される医療機関で治療を受ける必要があります。

この医療機関とは、厚生労働省が定める施設基準に適合していて、地方厚生局に届けのある保険医療機関が該当します。

参照:矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは | 公益社団法人 日本矯正歯科学会

子供が歯科矯正をするタイミングは2回

子供が歯科矯正を行う時期を2期に分けて考えるのが一般的です。この区分けは子供の歯の成長に合わせて治療法が違うためです。

1期治療は、永久歯が生え始めたら開始する治療です。6歳から12歳頃に行います。

2期治療は、永久歯が生えそろった頃に開始する治療です。通常中学生から高校生にかけて行います。

症状によっては、1期治療を受けると2期治療は行わなくても問題のない歯並びになる場合や、2期治療が簡単になることもありますし、歯科医師の判断で2期治療から行って矯正することもあります。

治療は歯科医師の診察と助言も大きな決め手となりますが、本人、家族の歯科矯正をどこまで行うかという希望も考慮されて行われます。

子供の歯科矯正のタイミング

  • 1期治療  永久歯が生え始める頃
  • 2期治療  永久歯が生えそろう頃

3~11歳の乳歯と永久歯が混ざっている「1期治療」

小学校入学前後、集団歯科検診があります。その検診をきっかけとして1期治療を始める子供もいます。又は、家庭で保護者が永久歯に生え変わる状態を見て不安になり診察を受けさせるというケースもあります。

この時期は顎の発達が盛んなのでそれに合わせて、永久歯がきれいに生えてくるようにアシストすることが目的となります。

簡単な装置を使って、顎の大きさやゆがみをコントロールしながら、永久歯が健全にきれいに並んで生えてくるような間隔を確保することが治療の中心となります。

また、この年齢の子に見られる指しゃぶりや頬杖など、歯の成長に悪い習慣がある場合は直す様に指導することも大切なこととなります。

1期治療時期から、長い目で歯並びなどを観察して適切な治療を施すことによって、スムースに2期治療に進み、苦痛やストレスのない治療を受けることにつながります。

12歳~中学・高校生・成人の永久歯だけになった「2期治療」

2期治療は、歯並びを調整し、噛み合わせをよくするための、ほぼ大人と同様の治療です。

この頃になると、保護者だけではなく本人も歯並びが気になるようになる場合もあります。歯並びによって虫歯になりやすくなったり、咀嚼の能力が低下するようなことを防ぐために行うこともあります。

マウスピースやワイヤなどを使用して永久歯を正しい位置に移動させながら、きれいな歯並びを作っていきます。

また口元のゆがみや噛み合わせの不具合を治していきます。

顎の発達は20歳ごろまで変化すると言われています。2期治療が終了しても、きれいな歯並びが保たれるように装置を付けたり、過観察が欠かせません。

子供の歯列矯正をやらなきゃよかったと思ったデメリット

列矯正を施したのに思ったような歯並びを手に入れることができなかったと感じている人もいます。

また、せっかく歯並びを矯正したのに、時間が経つと元の歯並びに近くなってしまった場合、歯並びはきれいになったけれど虫歯が増えて歯自体の治療の必要がある状態になった場合や思った以上に費用がかかってしまうこともあります。

歯科矯正は急病や怪我と比較して、どうしても行わなければならない治療ではありません。また高い費用もかかります。それでも思い切って行った治療ですから、納得のいく効果が得られなければ、不満に思う人もいるはずです。

矯正をしてもメンテナンスができず元に戻ってしまった

通常、子どもの顎の発達は個人差もありますが、15歳過ぎ、20歳前後まで続くことも考えられます。そして、歯は一生、形や位置が変化し続けます。

特に矯正終了したばかりの歯は通常よりずっと動きやすい状態です。

そのため、矯正完了後も歯科医師が指示した装置を付けてきれいな歯並びを維持していく必要があります。

また、矯正完了後も定期的に歯科医師の経過観察を受け、歯の状態が良好なまま生活できているかなどのチェックがとても重要です。

このメンテナンスの手を抜くと、せっかく手に入れたきれいな歯並びが後戻りして、せっかく矯正を行った意味がありません。もう治ったのだからと安易に考え、歯科医師の指示を無視するような自己判断や手抜きは禁物です。

歯科矯正後のメンテナンスを怠る人は、思ったような矯正の効果を感じられないことがあります。

治療装置があることによって磨き残しが増え虫歯も増えた

歯科矯正中は矯正装置を付けるので、どうしても歯ブラシのあたりにくい箇所ができてしまいます。磨き残しがないように歯磨きケアを行うことは非常に大切なことです。子供本人が完璧に歯磨きができないようであれば保護者が注意して見守る必要があります。

せっかくきれいな歯並びを手に入れることができても、虫歯ではしっかり咀嚼できない場合もありますし、歯の強度も下がってしまいます。

歯並び以上に虫歯のない口の中の健康は大切なことです。

マウスピースなど取り外しの矯正装置については、通常の歯磨きは問題ありません。しかし急速拡大装置など固定式の装置は歯磨きも難しいものです。

そして、歯科矯正を行っている間は虫歯だけではなく、歯肉炎など歯周病などに注意しなければなりません。

歯並びを治しても、万が一その歯を失うようなことがあれば本末転倒です。

費用がかかりすぎた

歯科矯正は一回の通院、治療で終わることもありません。高額の費用がかかることは覚悟しなければなりません。

まず、初診料、歯科矯正についてのカウンセリング、診断、検査料などもほとんどの場合かかります。

治療前に治療計画とかかる費用は歯科医院で説明してくれます。

支払いには一般に2つの方法があります。

1つは矯正を始める前に全部の費用をまとめて支払い、追加料金がかからない支払い法です。

もう1つは通院のたびに処置費を支払う方法です。少額ずつの支払いができるという利点があります。またその際には上限額が決められている場合もあります。しかし、矯正中どのくらいのお金がかかるのか見通しがつかないという欠点もあります。

両者ともそれぞれに良い点はあるので、矯正の具合や家計の都合に合わせて負担の少ない方を選ぶようにします。

子供が歯列矯正をするメリット

歯科矯正を考える時には、矯正した効果についてしっかり理解し、目的を持って真面目に治療と向き合いたいものです。

子供の歯科矯正を始める時、子供の年齢が小さい場合は歯科矯正の意義は理解できません。自分で積極的にやってみたいと意思を示すのは年齢が高くなってからです。歯科医院を訪れることさえ嫌な子供もいるでしょう。

そのため歯科矯正の必要性をしっかり見極め、治療の開始を決めるのは保護者の役目ということになります。

歯科矯正を行った場合、どんなメリットについてはよく理解して治療を始めたいものです。

また、年齢の上がった子供が自ら歯科矯正をしたいと言われた場合も保護者はその必要性を子供に寄り添ってよく考えてあげることが大切です。

コンプレックスがなくなる

子供たちも年齢が高くなってくると、自分の容姿が気になるようになります。

他人から見れば、ほとんど気が付かないような歯並びの悪さであったり、わずかな顎の歪み等であっても、本人にとっては大問題だと感じてしまうことがあります。

そんなコンプレックスがある場合はどうしても矯正治療を受けて美しい容姿を手に入れようと強く思い詰めている場合があります。

他人にとっては気にならないようなコンプレックスでも本人にとっては大きな悩みとなり、会話することやすべての行動にも自信が持てなくなり、おどおどしたり、暗い印象になってしまうとも考えられます。

親は子供の歯並びが気になりだしても骨格の遺伝ではないか、食習慣が悪いからではないかなどとあれこれ考えることがあります。しかし、子供の歯科矯正を行わなかったことで、そのことをずっと引きずってしまうことになるかもしれません。

そんな気持ちの問題を解決するためにも、歯科医師の正しい診断を受け治療することで子供自身や保護者の精神的な安定を得ることができます。

悪い癖(呼吸法や発音、かみ合わせ)が付く前に予防できる

小さい時から保護者が子供の歯並びや顎の発達に注意し、歯科医師の診断を受けることは、子供の将来の健康につながる大変大切なことです。

子供の歯科矯正を行うと、歯科医院では長く続く指しゃぶり、爪かみ、不自然な舌の動き、口呼吸、頬杖を突くなどの子供の悪い癖を直して正しい咀嚼ができるように指導してくれます。

子どもが歯科医師の指導を受けるのと同時に、保護者も一緒に子供の癖に気づき、直そうとする気持ちを持つようになります。

歯並びや顎の発達は、先天的な骨の遺伝だけではなく日常の生活習慣にも大きく影響を受けます。毎日繰り返される動作や寝方なども歯並びに影響する場合もあります。

歯科矯正を行うことによって、歯並びや顎の発達について子供も親も知識を得ることができます。

永久歯を抜かなくても矯正できる

歯科矯正は年齢にかかわらず、大人になってからでも治療することができます。

しかし永久歯が生えそろって、ある程度年齢が大きくなってからの歯科矯正では、永久歯の生えるスペースを作るために歯を抜かなければならない場合がよくあります。

しかし、小さいうちから歯科矯正を始めれば、万が一、顎が小さく、永久歯が生えるスペースを確保できない場合でも顎の発達を観察しながら永久歯が並ぶスペースをとれるように計画的に歯並びを改善していくことができます。

小さい時から歯科医師の診察を受け、歯の生え具合を調整することによって、2期治療や大人矯正に進んだ時に、歯を抜かないで済む確率が大きく上がります。

歯科矯正において必要だと言われても、健康な永久歯を抜くことは避けたいと考えている人がたくさんいます。

子供の歯科矯正のお金がない時によくある質問

子供の歯並びを直すにはいくらかかりますか?

歯科矯正は健康保険が適用されない治療なのでどうしても高額になります。

永久歯が生え始めた6歳ごろから始める1期治療は、取り外し式の装置を使う場合が多く、成長に合わせて装置を交換する必要もあり、一般に200,000~400,000円ほどかかると言われています。

永久歯が生えそろう頃に始める2期治療はブラケットやワイヤーを使う費用で、矯正の個人差もあって300,000~1,000,000円ほど必要となります。

子ども医療費支給制度で矯正のお金は補助してもらえますか?

子ども医療費支給制度は保険適用の治療でなければ支給されません。ほとんどの歯科矯正には補助されません。

顎変形症や厚生労働大臣が定める59の疾患に関連した場合の歯科矯正は保険診療となるため、この支給制度の対象となります。

子供の歯科矯正をして医療控除はいくら戻ってきますか?

子供の歯科矯正治療は医療目的なので、医療費控除の対象となります。

その年の1月1日から12月31日までに支払った医療費総額から保険金など補填される金額を引き、そこから10万円(所得額が200万円以下の人は所得額の5%)を引いた額が医療控除額となります。

ただし医療費控除額の上限は200万円です。

所得金額から医療費控除額を差し引くことができます。

「医療費控除の明細書」を所得税の確定申告書に添えて提出します。

子供の歯科矯正費用はいつまでに払いますか?

一般的に支払いは治療を開始する時に行います。一括払いで支払う場合は、初めての診断、医師の治療についての説明などを受け、了解し、治療を開始した時に一度に治療費を支払うこととなります。

また、分割やローンの場合は治療開始時に1回目の支払いが始まります。

クレジットカード払い、金融機関の多目的ローン、デンタルローンなど支払い方法によって利用回数は違っています。金利や支払い回数をよく比較して支払い方法を選ぶようにします。

また歯科医院の分割払いを利用する場合は治療が終了するまでに支払いも終えなければならないと考えておきましょう。

子供の歯科矯正は保険適応はできますか?

子供の歯科矯正はほとんどの場合、保険適用ではありません自由診療で高額な治療費がかかります。

保険が適用されるケースは、厚生労働大臣が定める先天性の病気が原因の噛み合わせの異常や顎の外科手術が必要な顎変形症の治療などです。また、唇顎口蓋裂などその他の病気が該当します。

心配な子供の症状については歯科医師の診断を受け、費用面を含めて相談するようにします。

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この記事の監修者 山口みき
自己紹介 金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。
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