基礎知識

カードローンに危険性はある?影響や借りてもデメリットにしないための注意点等解説

カードローンとは消費者金融や銀行が提供する個人向け融資です。お金を借りるための専用カードが発行されるのでカードローンと呼ばれています。アコムやプロミス、アイフルなどの大手消費者金融はTVCMも多く放送されているのでご存知の方は多いのではないでしょうか。

カードローンのメリット
  • 早ければ申し込んだ当日にお金を借りられる
  • 24時間いつでも借り入れや返済が可能
  • 担保や保証人が不要
  • 限度額まで何回でも借りられる
  • 使い道は自由

急な出費をまかなうための手段としてカードローンは、とても有効です。
カードローンを提供している消費者金融は、かつては「サラ金」と呼ばれて危ないイメージが確かにありました。
しかし現在では法律やルールも整備されて、無理な借り入れをしない限りそのイメージはすでに昔のものといえるでしょう。

今回の記事では、カードローンを利用する際にデメリットが発生しないための気をつけるべきポイントを解説します。

この記事でわかること
  • カードローンは法律に則って運営されているので危険性はない
  • カードローンには危険性はないがいくつかのデメリットが存在する
  • カードローンのデメリットには高めの金利返済遅延の督促などがある
  • カードローンでは毎月必ず返済することが重要な注意点
  • カードローンで返済を遅延すると遅延損害金や督促の対象になる
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カードローンでお金を借りることに危険性はない

カードローンには、大きく分けて銀行系と消費者金融系の2種類があります。
それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。

【銀行系カードローン】

大手銀行が運営している安心感と低めの金利がメリットです。しかし、即日融資はできず、審査も厳しめの傾向があります。

【消費者金融系カードローン】

最短で即日融資が可能、安定した収入があれば審査も通りやすいでしょう。ただし銀行系と比較した場合に金利が高めに設定されています。

どちらのカードローンを選択するかは、申し込む時点の状況に応じて選択すればよいでしょう。
そして銀行系カードローンは銀行法消費者金融系カードローンは貸金業法によって規制されているのでお金を借りる安全・安心な方法です。

カードローンでお金を借りることに危険性はない
  • 銀行法や貸金業法などの法律に則って運営されているので安全
  • 無利息サービスなどの特典が安心して使える
  • ドラマなどにあるような厳しくてヤバい取り立ては実際にはない

銀行法・貸金業法に則っている

銀行系カードローン、消費者金融系カードローンともに運営はそれぞれの法律で規制されています。

銀行系カードローン:銀行法

第一条 この法律は、銀行の業務の公共性にかんがみ、信用を維持し、預金者等の保護を確保するとともに金融の円滑を図るため、銀行の業務の健全かつ適切な運営を期し、もつて国民経済の健全な発展に資することを目的とする。
引用:銀行法|e-Gov法令検索

消費者金融系カードローン:貸金業法

第一条 貸金業者の組織する団体を認可する制度を設け、その適正な活動を促進するほか、指定信用情報機関の制度を設けることにより、貸金業を営む者の業務の適正な運営の確保及び資金需要者等の利益の保護を図るとともに、国民経済の適切な運営に資することを目的とする。
引用:貸金業法|e-Gov法令検索

  • 銀行法:銀行の業務の健全かつ適切な運営
  • 貸金業法:業務の適正な運営の確保及び資金需要者等の利益の保護を図る

銀行、消費者金融ともにそれぞれの法律を遵守しているので安全性が高いのは間違いありません。

大手消費者金融の無利息サービスは罠ではない

多くの消費者金融系カードローンでは利用者を対象に一定期間の利息が無料になる無利息サービスを展開しています。

  • アコム:契約の翌日から30日間無利息
  • プロミス:初回利用の翌日から30日間無利息
  • アイフル:契約の翌日から30日間無利息
  • レイク :契約の翌日から5万円以内の借り入れは180日間無利息

無利息期間中は利息が0円、期間内に完済すれば借りたお金と同額を返すだけでOKです。30日間利息0円でお金を借りられるとは、なんともうまい話で何かの罠ではないかと疑ってしまうかもしれません。
しかし、無利息サービスは上手に活用することでお得にカードローンが利用できる安心なサービスです。

やばい取り立てや怖い督促はない

カードローンは借りたお金を毎月定められた金額で返済します。
返済が遅れた際に、脅迫のような電話がかかってきたり、自宅まで担当者がおしかけてくるなどヤバい取り立てをドラマや映画などで見ることもありますが実際にはそのような怖い目に遭うことはありません

2013年に施行された貸金業法によって違法な督促方法は禁じられています

第二十一条
貸金業を営む者又は貸金業を営む者の貸付けの契約に基づく債権の取立てについて貸金業を営む者その他の者から委託を受けた者は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たつて、人を威迫し、又は次に掲げる言動その他の人の私生活若しくは業務の平穏を害するような言動をしてはならない。
引用:貸金業法|e-Gov法令検索

具体的には次のような行為が禁じられています。

  • 21:00~8:00の間は債務者に電話をかけたり、自宅への訪問は禁止
  • 正当な理由がなく勤務先への電話や訪問はしてはいけない
  • 利用者の個人情報は第3者に開示してはならない
  • 返済のために他社からの借り入れを強制してはいけない
  • 債務整理の手続に入った際には督促をしてはいけない

貸金業法を遵守している消費者金融からはやばい取り立てを受けることはありません。しかし、だからといって返済をせずに放置していると法律に則った督促をうけることになります。

カードローンで借りない方がいいと言われる理由や危険性とは

カードローンには決して手を出してはいけないという言葉を耳にすることもあるのではないでしょうか。しかし、カードローンは法律に則って運営されている個人向けの融資であり、正しく利用していればとても便利な仕組みです。

カードローンはとても手軽で利用しやすいのですが借金には間違いありません。 カードローンを安易に利用した場合には次のようなリスクが考えられます。

カードローンの危険性
  • 手軽に利用できるのでつい何度も借りてしまう
  • 金利が高めで利息負担が重くなる
  • 返済期間が長期間になる場合は総返済額が多くなる
  • 返済期限が過ぎると遅延損害金が発生する

カードローンでは契約の際に設定された借入限度額の範囲内であれば何度でもお金を借りることができます。その手軽さがつい借り過ぎにつながってしまうのかもしれません。ただし、必要なお金だけを借りてきちんと返済をすれば危険性はありません

返済能力を超えた借り入れがリスクの原因になります

簡単にお金が借りれて借金癖がついてしまう

カードローンで借りられる金額は申し込みの際の審査で決まります。
審査とは融資可能かどうかを判断する手順です。主に申込者が返済できる能力を見極めるためにおこないます。

カードローン審査で確認される内容は次のとおりです。

本人確認 申込者の氏名・年齢・住所・勤務先・年収・住居形態など
収入確認 安定した収入があるかどうかを確認します。貸金業法では借入限度額は年収の1/3までに規定されています。
信用情報 申込者のローンやクレジットなどの利用状況。過去の利用状況に返済の遅延や未払いなどの情報が登録されていると審査には不利にはたらきます。

審査に通りたいがために、カードローン審査時に勤続年数や年収に嘘をつけばいいと軽く考えるのは危険です。必ずバレます。

審査を通過すれば収入状況におうじた借入限度額が設定されます。たとえば限度額が100万円であれば、残高が100万円に達するまでは何度でも借りられます。ローンカードを使用してATMやインターネットから24時間いつでも手軽にお金が借りられるので、つい借金する癖がつく恐れがあります。

金利が高い

カードローンの金利は住宅ローンや自動車ローンなどと比較するとかなり高く設定されています。住宅ローンや自動車ローンは特定の目的のために借りるので目的ローンと呼ばれ、各種ローンの一般的な金利は以下のとおりです。

  • 住宅ローンの金利:0.5%~1.6%
  • 自動車ローンの金利:1.0%~6.0%
  • カードローンの金利:3.0%~18.0%

また、さらに同じカードローンでも提供する会社によって違いがあります

カードローン名 金利(年利)
三井住友銀行カードローン 1.5%~14.5%
楽天銀行スーパーローン 1.9%~14.5%
auじぶん銀行カードローン 1.38%~17.5%
アコム 3.0%~18.0%
アイフル 3.0%~18.0%

カードローンの金利は幅を持って設定されていますが、初回利用では、ほとんどの場合上限金利が適用されます
目的ローンと比較してカードローン金利はかなり高いといえるでしょう。
同じ100万円を借りた場合の自動車ローンと消費者金融系カードローンの利息を比較すると以下のような違いがあります。

  • 自動車ローンの利息:1,000,000円×6.0%=60,000円
  • 消費者金融系カードローン:1,000,000円×18.0%=180,000円

返済期間が長くなるほど返済総額が大きくなる

カードローンでは借りたお金に利息をプラスした金額を毎月分割で返済します。利息は借り入れている日数によって増減します。

返済額=借入金額×実質年率×借入日数÷365日

100万円を借りた際の10ヶ月間(300日)で返済する場合と50ヶ月間(1500日)で返済する場合を計算しました。

  • 10ヶ月間で返済:100万円×18.0%×300日÷365日=147,945円
  • 50ヶ月間で返済:100万円×18.0%×1,500日÷365日=739,726円

10ヶ月間と50ヶ月間では総返済額におよそ60万円近い差が生じます。
同じ借入残高でも返済期間が長くなるほど借入元金と利息を合計した返済総額が大きくなるのがわかります。

カードローンの返済期間は、借入時に決めておくべき!返済期間が短いほど返済する総額も少なくできる。

1日でも返済遅れになると遅延損害金が発生する

カードローンは毎月決められた日に元金に利息を加えた金額を返済します。そして、返済期日に遅れた場合にはペナルティとして遅延損害金が発生します。

主なカードローンの遅延損害金の金利(年率)は以下のとおりです。

カードローン 遅延損害金の金利(年率)
三井住友銀行カードローン 19.94%
楽天銀行スーパーローン 19.9%
auじぶん銀行カードローン 17.46%~19.94%
アコム 20.0%
アイフル 20.0%

遅延損害金は次の計算式で算出されます。

遅延損害金=(残高×年率)÷365日×遅延日数

遅延損害金の利率は利息制限法という法律で規定されています。1日でも返済が遅れたら適用されますが、もちろん違法ではありません

第七条
営業的金銭消費貸借上の債務の不履行による賠償額の予定は、その賠償額の元本に対する割合が年二割を超えるときは、その超過部分について、無効とする。
引用:利息制限法|e-Gov法令検索

限度額内であれば返済・借入れを繰り返しできる

カードローンは審査で決められた融資限度額の枠内であれば何度でも自由に借り入れることも利用者の都合に応じて返済することも可能です。

個人がローンでお金を借りる方式は2種類あります。

貸付契約

証書貸付ともいい借入の都度契約書を作成する方式です。必要な金額を借りられて金利も低めに設定されますが、追加で借り入れる際には再度契約をする必要があります。

極度額借入契約

契約の際に、いくらまでなら融資可能か上限額を設定する方式です。極度額の基本契約を締結した上で自由に借入・返済が可能になる個別契約を結びます。

カードローンは極度額借入方式の契約なので、融資枠の上限に達するまでは借入と返済を何度でも繰り返すことができます。とても便利な方式ですが、ATMやインターネット振込で手軽に借りられるのでつい借り過ぎてしまう恐れがあります。

カードローン契約があると他のローン審査に影響する可能性がある

カードローンは、突然お金が必要になった際には最短即日で融資してもらえるとても便利な仕組みです。しかし、その反面カードローンの契約が、新たに違うローンを申し込んだ際の審査に影響をおよぼすケースもあります。

カードローンを申し込む、あるいは契約をした実績は民間の信用情報機関に登録されます。
そして、カードローンにかかわらず、自動車ローンなどの目的ローンでも審査では必ず信用情報機関に信用情報を照会します。

カードローンの契約があるということは、お金に困っているのではないかと判断され新たなローンの審査にマイナスの影響をおよぼすのです。

また信用情報機関には、申し込みの実績も登録されます。短期間に複数のカードローンを申し込んでいる場合も同様に審査にはマイナスの影響があります。この状況を「申し込みブラック」と呼びます。

信用情報が登録される民間会社は次の3社です。

信用情報機関には、以下の情報が保管されています。

本人識別情報
  • 氏名、住所、生年月日
  • 電話番号
  • 勤務先
  • 運転免許証番号などの本人が識別できる情報
利用情報
  • ローン申し込み実績
  • 契約期日、融資限度額、借入状況
  • 遅延、債務整理などの金融事故情報

お金を借りる時の審査はどこまで見られるのか気になるところですが、カードローン契約についてすべての情報が残っており、信用情報機関の連携によってつながっていると考えるべきです。

信用情報機関に返済遅延などの事故情報が保管されている状況を一般的に「ブラックリストにのる」と表現し、カードローンの審査を通過する可能性は極めて低くなります。

カードローン利用をデメリットにせず安全に借りる為の注意点

カードローンは、安定した収入がある成人であれば手軽に資金調達ができる便利な方法です。しかしカードローンを利用する場合には貸金業法や利息制限法などに則った様々なルールがあります。

これらを遵守しなければカードローンの利用が資金調達ができるメリットが、重い負担となるデメリットになってしまう恐れも考えられます。

  1. 返済が遅れて遅延損害金が発生する
  2. 返済期間が長くなり総返済額が大きくなる
  3. 家族に借り入れがバレて責められる

これらのデメリットを招かないように注意するべきポイントをまとめました。

カードローンで借りてもデメリットにしないための注意点
  • 必要最小限の借り入れにとどめる
  • 借りる前に返済計画をしっかりとたてる
  • 借りたお金はできるだけ早い期間で完済する
  • 返済期日を守る
  • 家族にバレないように配慮する

どうしてもお金が必要な時に少額を借りる

カードローンで借りられるお金は貸金業法で年収の3分の1までという規定があり、総量規制と呼ばれています。

第十三条の二
当該貸付けの契約が個人過剰貸付契約その他顧客等の返済能力を超える貸付けの契約と認められるときは、当該貸付けの契約を締結してはならない。
2 前項に規定する「個人過剰貸付契約」とは、当該個人顧客に係る基準額(その年間の給与及びこれに類する定期的な収入の金額として内閣府令で定めるものを合算した額に三分の一を乗じて得た額をいう。)
引用:貸金業法 | e-Gov法令検索

貸金業法上では、たとえば年収が600万円あれば200万円までは貸しても良いという規定です。しかし、だからといって総量規制枠のギリギリまで借りるのはデメリットが生じる原因になります。

日々の生活では収入の中から、住宅に関する費用や食費、通信費など様々な支出があります。また、自動車ローンやショッピングクレジットなどの返済が必要なお金も少なくはないでしょう。

カードローンの返済額が生活費を圧迫することがないように、借入額は必要最小限におさえなければなりません。

返済シミュレーションを活用して返済計画を立てる

消費者金融のキャッチフレーズで「ご利用は計画的に」という言葉がありました。TVCMの言葉ですが、カードローンを利用する際にはとても重要な一言です。

実際に借りる前に、必要な金額と借りたあとの毎月の返済金額、そして返済回数を事前に把握して計画的に利用をすることが数々のデメリットやリスクを回避することにつながります。
しかし、実際には返済金額や回数を独自に計算して把握するのはハードルが高いかもしれません。

おすすめは、返済シミュレーションの活用です。

返済シミュレーションは借入金額を入力することで、毎月の返済金額や返済回数を簡単に教えてくれる仕組みです。大手消費者金融や銀行のホームページで利用できます。

返済シュミレーションには2種類の確認方法があります。

  1. 毎月の返済金額を指定して返済回数を知る
  2. 返済回数を指定して返済金額を知る

利用するカードローンの返済シミュレーションを上手に利用して、無理をせずにできるだけ少ない回数で返済できる金額を借りることがポイントです。

臨時収入で繰り上げ返済や一括返済を目指す

カードローンを利用している際に、毎月きちんと返済しているのに思うように借入残高が減らないと感じたことがあるのではないでしょうか。
事実、カードローンの返済の場合には返済金額の中で利息が占める割合が多く元金はなかなか減っていきません。

借りたお金の完済を目指すのであれば、毎月の約定返済に加えて臨時返済繰上げ返済をおこない元金をできるだけ早く減らす必要があります。

毎月の返済日に返す方法を約定返済、それ以外の日程でプラスで返済する方法を任意返済と呼びます。任意返済は毎月の返済日の間おこなうので利息負担が少なくなり、その分元金の返済分が多くなります

そして、手元資金に余裕ができた場合には残金の一括返済を検討してはいかがでしょうか。長年返済し続けている借金から解放されればハレバレとした気持ちになるのは間違いありません。

臨時返済は利息軽減効果があり早期完済への近道になります

返済期日を守るためのサービスを利用する

カードローンで想定されるメリットを回避する唯一の方法は、毎月きちんと返済することです。しかし、毎日忙しく生活している中で、ついうっかり返済を忘れてしまうかもしれません。
返済日を1日でも遅れると遅延損害金の対象となり総返済額の増額につながってしまいます。
カードローンでは、返済期日を守るための仕組みやサービスが用意されています。

返済日お知らせメール

返済日が近くなると、うっかり忘れを防ぐために登録したアドレスにメールでお知らせが届きます。

返済日の設定

カードローンによっては約定返済日を利用者が設定できます。給料日の直後などに設定すれば資金が足りなくなることもないでしょう。

自動引き落とし

返済方法を銀行口座からの自動引き落としにすれば、毎月の返済を忘れることがありません。ただし、残高不足には要注意です。

家族バレを防ぐために自宅に郵送物は届かないようにする

カードローンでは契約時などに自宅に郵送物が届く場合があります。

カードローンで送られてくる郵送物
  • ローンカード
  • 契約書(控)、契約完了のお知らせ
  • 利用明細書
  • ご契約に関わる重要なお知らせ(不定期)
  • キャンペーンのご案内(不定期)

カードローンの利用は郵送物を見られることでバレる場合が多いといわれています。自宅への郵送物は次の方法で届かないようにできます。

  1. カードレスの契約を選択する
  2. Webから申し込んで郵送物不要を選択する

上記2点を選択することで、返済遅延して督促されない限りは郵送物は届かなくなります。

勤務先や連絡先変更時には申告する

カードローンの申込時には勤務先や携帯電話などの連絡先を登録します。もしも、転職などで勤務先がかわったり、あるいは携帯電話を変更した場合などには速やかに利用しているカードローンに変更を申告する必要があります。

勤務先や連絡先の変更は、それぞれのカードローンのカスタマーサービスへの電話インターネット会員ページなどから簡単に申請できます。
もしも変更していないまま遅延などを起こしてしまうと、自宅や職場への直接連絡につながる恐れがあります。

契約書・借入明細はWEBで見られるようにする

契約書や借り入れ明細書は、申請することによりWeb上で見られるように変更可能です。
大手消費者金融ではWeb完結型の申し込みをすれば以下の手続きが全てインターネット上で完結できます。

  • 申し込み(確認書類の提出)
  • 契約
  • 借り入れ、追加借り入れ
  • 明細の確認
  • 月々の利息額の確認
  • 返済

Web完結型で利用すれば、周囲に利用がバレるリスクは極めて低くなります

督促状が届くような返済忘れはしない

カードローンを利用している中で最も避けなければならないのが返済の遅延です。返済期日に入金せずに遅延を続けていると次のような流れで督促されます

返済日の翌日
  • ローンカードが停止される
  • 遅延損害金が発生する
2日~3日後
  • 返済に関する問い合わせの電話が入る
1週間後以降
  • 督促状が郵送される
  • 自宅や職場に督促の電話が入る
1ヶ月から2ヶ月後以降
  • 契約の強制解約、一括返済を求められる
  • 信用情報機関に延滞を登録される
  • 裁判所に訴えられる

もしも、返済日をうっかり過ぎてもローン会社に連絡をしてすぐに入金すれば問題はありません。督促状が届くような期間まで放置しないことが重要です。

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この記事の監修者 山口みき
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