基礎知識

申し込みブラックとは?基準や原因・確認方法やいつ消えるのか・申し込みブラックでも即日融資を受ける方法等を解説

ブラックリスト入りや社内ブラックに似た言葉として「申し込みブラック」という言葉があります。

短期期間に複数の金融機関に申し込みを行ってしまうと、この「申し込みブラック」におちいってしまいます。

聞きなれない言葉かもしれませんが、実はかなりやっかいな状態なのです。一度この状態になると、ある程度の期間を空けない限り、何度申し込みをしても審査には落ちてしまいます。

この記事ではそんな申し込みブラックについて、その原因や判定基準、対象方法などについて詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 申し込みブラックになると何度申し込みをしても審査には通過できない
  • 申し込みブラックになる基準は、一度に3社以上申し込むことだと言われている
  • 申し込みブラックは最低でも半年待たないと、記録が消えない
  • 申し込みブラックでも借入をしたければ、審査の柔軟な中小消費者金融を利用しよう
  • 申し込みブラックはCICやJICCなど信用情報機関に問い合わせれば、確認できる
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申し込みブラックとは何?

端的に言うと、申込ブラックとは「複数社へ同時に申込した情報が、信用情報に記録されている」状態のことを指します。似た言葉として「ブラックリスト入り」や「社内ブラック」がありますが、いずれも全く異なる状態を指します。

申込ブラックになっても、今後の契約が一切出来なくなるわけではありません。

ただし、複数社に同時に申込を行う人は、現在お金に困っていることが多いと判断されてしまいますので、審査に通る可能性は低くなってしまいます。

また、申し込む金融商品の種類によっても、申込ブラックになるまでかかる時間は異なります。カードローンであれば翌日にはそうなりますが、クレジットカードであれば翌月までブラックにならないこともあります。

現在、借入の申込を考えているのであれば、一度に申し込み数は1社か2社程度に抑えるのが無難です。3社以上同時に申し込みと申込ブラックになる可能性が高いと言われています。

申し込みブラックとはどういう状態?

申込ブラックとは、「カードローンやクレジットカードなどの申込情報が信用情報機関にたくさん記録されている人」のことを意味します。

申込ブラックはいわゆるブラックリストとは異なります。ブラックリストは信用情報に傷がある人のことを指すからです。

この状態に陥ったからと言って、金融取引が一切出来なくなるわけではありません。しかし、後述するように、カードローンやクレジットカードに申し込んでも審査に通る可能性は低くなると言われています。

申し込みブラックになる基準

ではどのような条件を満たすと申込ブラックと判断されるのでしょうか。

これには明確な基準が存在しているわけではありませんが、一般的に同時に3社以上に申し込みを行うと申込ブラックと判断されると言われています。

1社から2社の範囲内であれば同時に申し込みを行っても問題ないでしょう。

なぜ3社以上だとアウトなのでしょうか。

一般的に同時に何社も申し込む人は「お金に余裕がない人」である傾向が多いからです。

1社、2社のカードローンの借入金額ではお金が足りない人であったり、すでに何社か申し込みをしているが審査に落ちてしまっている、といったことが考えられます。

ですが、必ずしも「3社以上の申込」=「申込ブラック」とであるとも言い切れないことも覚えておきましょう。人によってその基準は異なるようで、ある人は1社のみの申込でアウトだったのに、別の人は3社同時に申し込んでも審査に通過できた、という事例があります。

申し込みブラックはローン審査に通りにくくなる

申込ブラックの状態になるとどのようなデメリットがあるのでしょうか。

申込ブラックになると、カードローンやクレジットカードの審査に通過しづらくなる

金融機関は不用意なリスクは避けたいと思っています。

上記の例のように、すでにお金のトラブルを抱えていそうな人と契約を結んでも、貸したお金が返ってこない可能性が高いと考えられますので、そのような人は審査で落としてしまうのです。

そのため、もしカードローンやクレジットカードの新規契約を希望している人であれば、申込の数は最低限に抑えるべきでしょう。1社や2社であれば審査に通過していたであろう場合でも、何社も申し込んでしまったでせいで審査落ちしてしまうのは勿体ないからです。

信用情報に申込情報が登録されるのはいつ?

そもそもなぜ各金融機関は申込者の他社を含めた申込状況を知ることが出来るのでしょうか。

実は申込状況は信用情報として信用情報機関に一元的に管理・記録されています。日本の各金融機関はいずれもこの信用情報にアクセスすることが出来ますので、申込があった時点でその人が申込ブラックにあることは分かるのです。

また、申込情報が信用情報に記録されるまでにかかる時間は、クレジットカードかカードローンかによってそれぞれ異なります。

クレジットカードの場合、原則として月に1度、情報が更新されます。しかし締め日は各社によって異なるため、一概には言えません。遅くても申し込んだ翌月には情報が更新されると考えておくと良いでしょう。

カードローンは貸金業法に基づいていますので、事情が少し異なります。貸金業法では、新規契約・内容変更があった日の翌日にはそれらの情報を更新することが定められています。つまり申し込んだ翌日には、情報が反映されるのです。

(参照:情報の登録や更新のタイミングはいつですか? | 「その他」のよくある質問 | 日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関)

以上から分かるように、貸金業法に基づいた金融商品(カードローンなど)の方が厳しく管理されていることが分かります。翌日には反映されますので、複数社申し込んだ時点で申込ブラックになることは免れないでしょう。

反対にクレジットカードは情報の反映まで少々時間がかかりますので、複数社同時に申し込んでも必ずしもすぐに申込ブラックになるとは言い切れません

「ブラックリスト」「社内ブラック」との違い

この章の最後に「申込ブラック」と「ブラックリスト」・「社内ブラック」、それぞれの違いを抑えておきましょう。名前が似ているため混同しがちですが、いずれも全く異なるものです。

ブラックリストは、信用情報に基づく点では申込ブラックと同じです。

しかし、申込ブラックはあくまで複数社への申込情報が記録されるだけなのに対して、ブラックリストは「金融事故」の事実が記録されます。

金融事故とは「ローンの延滞」や「任意整理」、「自己破産」といったものです。一度ブラックリスト入りするとその時点から5年間、新たに金融機関と契約を結ぶことは一切出来なくなります。

社内ブラックは、信用情報ではなく各社が独自に作成した顧客リストに基づいたものです。

社内ブラックの情報は他社と共有されるものではありません。社内ブラックと判定されるとその会社と今後契約をすることは難しくなるでしょうが、他社との契約には直接的な影響はありません

また、会社によってはグループ内で社内ブラックの情報を共有している場合もあります。

申込ブラックになるのは何件から?理由や原因

一般的に1ヵ月~3ヵ月以内に3社以上申し込むと、申込ブラックに陥ってしまうと言われています。

すでに3社以上申し込んでしまった人は、半年~1年間は時間を空けた方が良いでしょう。金融機関の基準によって異なるため一概には言えませんが、大体この程度の期間が目安と言われています。そうすれば4社目、5社目の審査を受けても問題ないはずです。

自分が申込ブラックかどうか判断するためには、同時に2社の申し込みをしてみればすぐわかります。2社に落ちれば、すでに申込ブラックの可能性が高いと言えるからです。

また、仮に申込ブラックの状態でなかったとしても2社程度なら新たに申込ブラックになることもありませんので、安心してください。

2社落ちるとすでに申し込みブラックの可能性がある

申込ブラックの明確な基準はありません。4社申し込んだら審査に落ちた人もいますし、2社3社で審査に落ちる人もいます。

目安として、2社落ちてしまった場合はすでに申込ブラックに陥っていると考えてよいでしょう。

消費者金融のカードローンやクレジットカード会社など、新たな審査を受けることはありますが、2社受けて落ちてしまうような状況は普通であれば考えられないからです。

ただし審査に落ちてしまう理由は申込ブラックだけとは限りません

すでにブラックリスト入りしていれば何回申し込んでも審査には通過出来ません。ですがこの場合、過去に延滞や自己破産をしている経験がありますので自分でわかるはずです。

また、返済能力に問題がある人も審査には通過できないでしょう。借入は年収の3分の1以上までと総量規制が設けられているため、この水準以上の借入を希望しても審査には通過できません。

以上から分かるように、「ブラックリスト入り」している人や「返済能力に問題」のある人を除けば、2社申し込んで審査に落ちてしまうようであれば既に申込ブラックであると考えて差し支えありません。

2社同時申込は申込ブラックになりにくい

自分が申込ブラックであることが分かったなら、「いつ」申込ブラックになったのか知りたいと思うでしょう。

前述しましたが、申込ブラックになる基準は一般的に「同時に3社以上」申し込んだ時だと言われています。2社程度では申込ブラックになることはほとんどありません。

複数社を利用したいのであれば、一度に申し込む数は「2社まで」に制限しておきましょう。こうすることで申し込みブラックになることを防ぐことが出来るからです。

余談ですが、2社同時に申し込む際は「1社での希望借入額」を低めに伝えるのも有効な手段かもしれません。

1社ごとに高額な金額を伝えるよりは、2社の合計額が自分の希望額に達するようにすべきです。収入に対して希望額が高すぎると、本来審査に通るものも通らなくなってしまうからです。

短期間(1ヶ月~3ヶ月)に3社以上のローン・クレジットカードへ申し込みをした

申込ブラックの人は、同時に3社以上への申し込みを行っている人だと伝えました。ではこの「同時」とはどの程度に期間で考えられているのでしょうか

これもまた明確に公表されているわけではありませんが、おおむね「1ヵ月~3ヵ月の以内」だと言われています。

逆に言うと、1ヵ月~3ヵ月以上の期間を空ければ、もう一度申し込みを行っても問題ないと言えます。

複数社へ同時に申し込む人は、お金に余裕のない人が多いはずです。親や親戚、周りの友人からお金を借りることが出来れば問題ありませんが、そうでなければある程度の期間を空けてから再度申し込みをしてみましょう

ただし、口コミによると「3ヵ月以内に何社か申し込みをしたが、審査に通過出来た」という声もちらほらと聞こえてきます。たしかに必ずしも1ヵ月~3ヵ月という決まりがあるわけではなく、金融機関によってそれぞれ基準は異なっていることも現実にあるようです。

4社目でも期間を空けて申し込めばブラックになりにくい※どのくらいの期間かも書いて下さい。

一つ前の項目でも軽く触れましたが、既に3社申し込んでいたとしても、時間を空ければ4社目の申し込みをしても問題はありません。

ここでは「どのくらい期間を空ければ良いか」について見ていきます。

一般的に言われていることのは「半年~1年間」程度空けるべきだということです。

口コミを見てみましょう。

私はカードローンを契約しようと思い、大手消費者金融3社に申し込みをしました。審査に落ちてしまうことを懸念して保険として3社申し込んだのですが、全て審査にが通過しました。その後、10ヵ月ほど経ってから銀行系カードローンに申し込みをしましたが、無事審査に通過し、現在4社から借入がある状況です。

このように約半年~1年間空ければ申込ブラックには引っかからず、審査にも通過出来ることが分かります。

申し込みブラックはいつ消える?

結論から申し上げると、申込ブラックは「最後に申し込みをした日から6ヵ月後」に消えます。

申込情報は信用情報に記録されます。この申込情報が記録される期間が6ヵ月であるため、情報が消えるのも6ヵ月であることが分かるのです。

なお、日本の信用情報機関はCIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターの3つの組織がありますが、6ヵ月という期間はCICとJICCにおけるものです。全国銀行個人信用情報センターにおいては1年間記録が保存されますので注意しましょう。

また、後述しますが、これらの組織に問い合わせれば自分の状態を確認することも可能です。

以上から、申込ブラックの状態を消したいのであれば最後の申し込みから最低でも6ヵ月間は「一切申し込みをしてはいけない」ということも言えます。

申し込みブラックかどうかの確認方法

自分が申し込みブラックかどうか確認するためには「信用情報機関」に問い合わせる必要があります。

信用情報機関とは信用情報を取り扱う機関の事で、CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターの3つがあります。

ここでは3社それぞれの問い合わせ方法をお伝えします。

CICは「インターネット」・「窓口」・「郵送」での問い合わせが可能です。いずれも手数料がかかりますが、インターネットと郵送が「1000円」、窓口が「500円」と少し安いです。ただし、窓口は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、岡山、福岡にしかありませんので、インターネットか郵送がおすすめです。また、郵送は到着まで10日前後かかります。

JICCは「インターネット」・「窓口」・「郵送」の3つの方法から選べます。手数料はインターネットと郵送が1000円、窓口が500円とCICと同じです。JICCの窓口は東京と大阪にしかありませんので注意しましょう。JICCも郵送だと10日ほどかかります。

全国銀行個人信用情報センターは「郵送」の一択のみです。手数料は1000円で、到着までの日数は10日ほどです。

このようにCIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターのいずれでも信用情報は確認することが出来ます。

また、もし過去に金融事故(滞納や強制解約、自己破産)を起こした経験があれば、5年間は抹消されませんので、それらの情報も確認することが出来るでしょう。

気になる方は一度請求してみると良いかもしれません。

申し込みブラック・多重申し込みにならない対策

一度に何社も申し込みをしたいという人はいらっしゃるでしょう。

「1社だけ申し込んでも、審査に落ちてしまうかもしれないから不安だ」という声や、「1社だけでは利用可能額の上限が足りないから複数社に申し込みたい」という声も聞かれます。

そのような方々のために、申込ブラックにならないような申込方法をお伝えします。その方法は「申し込みと申し込みの間で、中途半端に時間をかけない」というものです。なぜでしょうか。

基本的に借り入れの申し込みをするのは「消費者金融」でしょう。

消費者金融であればカードローンでお金を借りれます。前述したように、消費者金融は貸金業法に従いますので、申込情報が翌日には正確に信用情報に反映されてしまいます。

ここで、消費者金融のこの性質を逆手にとって、当日中に複数社に申し込めば、まだ信用情報に反映されないので申し込みブラックにはならないことが分かります。

申込先が「クレジットカード会社」である場合は、少々話が異なります。

クレジットカード会社において、申込情報が信用情報に反映されるまでの時間は会社ごとに異なります。長い時で1ヵ月はかかるそうです。

ですが、クレジットカード会社の場合でも、複数社に申し込む際は、念のために当日中に全て申し込みをしておくのが良いかと思います。

このように1日の内に全ての申し込みを行ってしまえば、申込ブラックと判定されずに審査を受けることが出来ます。

ただし、この方法が使えるのは当日のみです。翌日以降は申込ブラックだと分かってしまいますので、審査には落ちてしまうでしょう。

申し込みブラックでも即日融資で借りれる方法

「申込ブラックにならない方法」については、以上で十分に理解していただけたかと思います。

ここからは「既に申込ブラックである人」に向けて、話を進めていきます。

申込ブラックだとしても、お金を借りたいと思っている方はたくさんいらっしゃるでしょう。そのような方は以下の方法を試してみてください。

  • 申込ブラックの履歴が消えるのを待つ
  • 既存クレカのキャッシング枠を使う

世の中には金融機関以外にもお金を貸してくれる人はいます。親や親戚、友人は代表的なものです。しかし、絶対に「闇金」と「個人間融資掲示板」は利用してはいけません。犯罪行為に巻き込まれる可能性が高いからです。

申し込みブラックの履歴が消えるのを待つ

正攻法は申込ブラックの状態が消えるのを待つことでしょう。この状態が消えれば、再度申し込みをしてもその時点で弾かれるようなことはなくなります。

申込ブラックの履歴がかかるまでにかかる時間は信用情報機関によって異なります。CICとJICCは6ヵ月、全国銀行個人信用情報センターは1年間、それぞれ記録が保存されます。

自分がどの信用情報機関で申込ブラックになっているか分からないようであれば、各信用情報機関に情報開示を依頼しましょう。全国銀行個人信用情報センターは郵送のみですが、CICとJICCはインターネットと窓口でも開示請求が可能です。

ただし申込ブラックの履歴が消えたからといって、むやみに申込をしていいわけではありません。一度に3社以上の申し込みをしてしまうと、また申込ブラックに逆戻りしてしまう可能性があります。

もし審査に落ちてしまえば、時間を空けてから申し込みをするようにしましょう。一度に2社程度、そして1ヵ月~3ヵ月程度の時間を空けるのが申込ブラックに引っかからない安全なラインだと言えます。

既存のクレジットカードのキャッシング枠で借りる

もし既に契約済みのクレジットカードを持っているので、これのキャッシング枠を利用してお金を借りるのも良いでしょう。

キャッシング枠を使ったことがないという人もいらっしゃるかもしれませんが、カードローンと同様に現金を借りることのできる機能です。

ショッピング枠と同様に利用可能額が設けられていますので、その範囲内で借入をすることが可能です。対応したATMから現金を引き出せるので、大変便利です。

ただし利用する際は計画性を持つことが大事です。キャッシングには返済時に利息を支払う必要がありますが、この利息が決して安いとは言えないからです。

一般的にクレジットカードのキャッシングの返済利息は年率18%と言われています。

また返済期限に遅れると滞納と見なされ、遅延損害金がかかります。通常時の返済利息よりも高く、一般的に年率20%が課せられてしまいます。

手軽に現金を借りられるのがキャッシングの魅力ですが、この便利さに甘えてついつい使いすぎてしまうと返済することができなくなり、借金地獄に陥ってしまう人も中にはいます。くれぐれも自制心を持って利用するようにしてください。

中小消費者金融で相談をする

消費者金融と言えば、アコム・アイフル・プロミス・SMBCモビットといった大手消費者金融が有名ですが、実は「中小消費者金融」もあります。以下は代表的な中小消費者金融の一部です。

  • セントラル
  • フクホー
  • フタバ
  • アロー
  • いつも
  • ベルーナノーティス
  • ダイレクトワン etc…

中小消費者金融は大手消費者金融と違い、全国規模で事業を展開していないことが多く、一般的な知名度は低いです。

しかし、大手消費者金融と異なって柔軟な審査に対応してくれるという強みを持っています。

そもそも中小消費者金融は大手消費者金融や銀行といった大きな金融機関を利用できないような人々をターゲットにして、ビジネスをしています。申込ブラックだけでなく、返済能力が少々足りない人でも審査に通過出来る可能性があるのです。

申込だけでしたら無料で誰でも出来ます。困っているいるのであればダメ元でも申し込みをしてみることをおすすめします。

申込ブラックでもヤミ金・個人間融資には手を出してはいけない

ここまで「既存のクレカのキャッシングの枠」と「中小消費者金融」という方法をお伝えしてきました。これらはあくまで合法的な行為で、安全にお金を借りることが出来ます。

上記の方法でも借入が出来ない人も世の中にはいるでしょう。クレジットカードをそもそも持っていなかったり、中小消費者金融の審査にすら落ちてしまうようなこともあります。

ですが、仮に金融機関から借入が出来ないとしても、絶対に「ヤミ金」と「個人間融資掲示板」だけは利用してはいけません

消費者金融・クレジットカード会社・銀行などはいずれも合法的な金融機関です。金融庁から認められて事業を営んでいます。

これに対して「ヤミ金」と「個人間融資掲示板」は違法業者です。「審査不要」・「金利ゼロ」といった甘い言葉で誘惑してくるかもしれませんが、トラブルに巻き込まれる可能性が非常に高いと言えます。(関連:まともなヤミ金ってあるの?危険性やもう闇金しかないとなる前の対処方法等解説)

「法外な金利」を突き付けて返済を迫ってきますし、返済できない人に対しては「自宅への暴力的な取り立て」を行って精神的に追い詰めます。職場まで押しかけて返済を迫ってくることもしばしばあるそうです。個人情報を「詐欺」や「資金洗浄」といった別の違法行為に悪用される被害も後を絶ちません。

こういった悪徳業者からお金を借りても、楽になるのは「借りた瞬間」だけです。その後はすぐに借りる前よりも悪い状況に追い込まれることになります。絶対に利用してはいけません。

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この記事の監修者 山口みき
自己紹介 金融WEBメディア運営・管理経験(3年以上)を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。
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